アニメグッズやプラモデルほか、さまざまなオモチャを取り扱う『ホビーソーン』。子どもはもちろん、むしろ大人の方が楽しめてしまう商品がずらりで、記者もよく活用している。
同店では古式ゆかしく、今やもうほとんど見なくなった「福袋」とだけ書かれた袋に、商品が詰められ店頭に置いてあった。年始の運試しがてら、買ってみるとしますか。
・ほんの少しの期待
まず会社経費で購入したのは『すみっコぐらし』の福袋(税込2200円)、そして気になったので『特撮』袋(3300円)と『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』袋(5500円)を自腹で購入した。
昨年(2023)年も買ったのでなんとなく予想は付いているが、おそらく食玩(しょくがん)系が入っているのだ。わかっている。
でもやはり希望は捨てられないもので、億が一人でもプラモとか……入っているかもしれないからね! この一抹の期待を抱かせてくれるところが、福袋の醍醐味(だいごみ)と言える。
冒頭にも書いた通り、そうした福袋は姿を消しつつあるきょうこの頃なので、思わず「福袋ってさ、こういうので良いんだよね」と呟いてしまった。
では、以下より気になる中身を確認していただきたい。果たして、期待を越えるモノが入っているだろうか。
・「すみっコぐらし 福袋」税込2200円
・すみっコぐらし PAPER THEATER
・ON AIR! すみっコぐらしCH
・すみっコぐらし キューケース
・すみっコ お店屋さん
・「特撮 福袋」税込3300円
・ミニプラ 暴太郎戦隊シリーズ02(6種)
・王様戦隊キングオージャー 勇動(2種)
・超動αウルトラマン4
・仮面ライダーディケイド色紙
・仮面ライダーW 色紙
・「スパイファミリー 福袋」税込3300円
・ウエハースひと箱(20袋)
・ふわコロりん
・ポーチ&ブックマーカー
・アイコンタグキーホルダー(2箱)
・フラットミー
・トレーディングアクリルスタンド
・ぴた!でふぉめ缶バッチ
・ステッカー
・メタルカード
・夢が詰まっていて大好き
予想を裏切ることなく、ほぼほぼ食玩でしたとさ。しかし記者が子どもの頃の食玩なんて、作りの甘いオモチャしか付いていなかったが、随分と進化している。
『すみっコぐらし』なんて、この一袋さえあれば永遠に遊べるのでは?? 推しである緑色のかっp……もとい、ペンギンが入っていたので大満足だ。
また感動したのが特撮袋に入っていた「超動αウルトラマン4」の食玩。中身はグリッタートリガーエタニティ(ウルトラマントリガーの最終形態)だったのだが。
このオモチャが、手足が折り曲げられたりと可動域が広くて、とても食玩に入っているモノとは思えないクオリティ。ただひたすらに感心してしまった。スゴイな。
そのほかスパイファミリーの袋は持った時に、大きな箱の感触がしたため「プラモとかフィギュアとか入っていたらどうしよう」と期待してみたが、やはり杞憂(きゆう)。
ウエハースが箱ごと出てきて笑ってしまった。賞味期限が切れる前に一気に開封して「ビックリマンチョコ」のレシピ本でも見ながら、ウエハースの大量消費レシピを試してみたいと思う。
このように一見すると在庫処理のようにも見えがちな福袋だが、これぞ福袋という気がする。夢が詰まっていて、開けるまでのワクワク感がたまらなくて、個人的には好きだ。あと中身も悪くない。
新年の運試しにもなって、ホビーゾーンの袋はなかなかアリだ思うのだが、如何だろうか。店頭に袋が残っていれば、ひとつ買ってみても良いかも知れないぞ。
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
▼色いろ入っていて楽しい!
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