『Ank Rouge(アンクルージュ)』は病んでる女の子が着ていそうなお洋服ナンバーワン。当たり前だけどアンクルージュを愛用する女の子たちの中には病んでる子もいるだろうし、全然病んでない子もいると思う。

なので実際に病んでいるかはこの際どうでもよくて、とりあえず “病んでる系ファッション” って超カワイくない? 私も病んでるファッションをモノにして深夜の歌舞伎町を闊歩したいぞ! ってことで今年もアンクルージュの福袋を開封してゆくぅ!

・安定の計6アイテム

今年のアンクルージュの福袋はホワイト、ピンク、ブルー、ブラックの4種類が展開された。私はブラックをチョイス。価格は各1万7600円。

メインのアウターはカラーが白or黒のランダム。私は白を引きました。

確定の黒ワンピ。

ここからはランダム。

いかにもアンクルージュっぽい肩出しブラウスと、昭和生まれにはイマイチ理解し難いデザインのスカート。

白目むきそうなほど “いかにも” なリュックと、何に使うのかよく分からないゴテゴテしたアクセサリー。調べたところ「シュシュ」だそうな。どうやって固定するというのだろう。



・巨匠登場

で、実際の着用シーンがこちら。


う〜〜ん…………?



なんか……病んでるっていうより「疲れてる」……?


???「やっぱ亀沢さんは笑わなきゃダメだね」


こ、この声は……!?


私に「笑え」とアドバイスをくれたのは巨匠 中澤。編集部にたまに現れる世界的写真家なのだが、最近では私(亀沢)の専属カメラマンと化しつつあるうえ、ほぼ年に一度しか登場しないため読者に完全に忘れられているレアキャラである。


巨匠 中澤「たしかに病み系の女の子って笑っていないイメージがあるけど、亀沢さんはもうアラフォーなんだから、笑ってないと辛気臭い感じになっちゃうね。ここはもう、思い切り笑顔になってみたらどうかな?」



・この野郎

え……なにコイツ? めっちゃ失礼なこと言われてる気がするけど、まぁ気のせいかもしんないから、いったん従ってみるか。

あ……やっぱ笑顔のほうが絵的にツラくないかもしんない。「無表情のアラフォーは辛気臭い」という言葉を真摯に受け止めた私は、巨匠を引き連れ1月2日の新宿2丁目へ繰り出してみることに。

病み系女子といえばストゼロだよね。

気絶しそうに汚い新春の新宿2丁目の街並みと、アンクルージュの対比が写真として普通にイイ味出してる。テーマは「繋がってるバンドマンから連絡来ない」。


無表情の私と……



笑ってる私!


みんなはどっちがイイと思います? 「どっちでもいい」とか言われると病んじゃうからやめてね♡



なおアンクルージュの2024福袋は1月5日現在、バージョンによっては通販サイトで購入可能である。病んでるファッションに憧れてるアラフォーも果敢にチャレンジしちゃってほしい。

執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.


[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]

[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]