お〜い、みんな〜! ふるさと納税、やってるか〜っ?

ふるさと納税が何なのかについては、ふるさと納税サイト『ふるなび』の「ふるさと納税とは」あたりを参照してもらうとして……。

今回はロケットニュース編集部内で、「2023年度版の返礼品ベスト3」を聞き回ってみたので情報共有しておきたい。

ちなみに漠然と「ナントカ(品物)」ではなく、「どこどこ(自治体)のナントカ(品物)」という聞き方にしてみたので回答がガチすぎるぞ!

・ロケニューふる納三銃士

回答してくれたのは、2022年度版ふるさと納税記事の回答者と同じ、ふるさと納税歴3年の私(羽鳥)、8年のYoshio、そして12年の大ベテラン・かわらの氏の3名である。

それぞれ幾度となく「ハズレ」を経験してきたと思われる。だからこそ、逆に “来年もリピしたい!” と思える「アタリ」の返礼品を経験上知っているのだ。

それでは各自がガチでオススメする「どこどこ(自治体)のナントカ(品物)」を見てもらおう。


・ふるさと納税歴3年:GO羽鳥の場合

2023年は、主に「肉(牛・豚)」「米」「魚(うなぎ)」を軸に組み立ててみた。特に「肉」に関しては、そこそこの経験を積んできた自負がある。

そんな私がオススメするのは、やはり「肉」と「米」と「魚」であった。


①宮崎県都城市の「豚バラしゃぶしゃぶ肉」

私のふるさと納税は、楽天市場で買うようにしている。ポイントも付くからだ。それはさておき履歴を見てみると、今年は6自治体で「しゃぶしゃぶ肉」を注文していた。経験上、しゃぶしゃぶ肉は失敗しにくいからだ。

しかし、その中でもブッチギリのダントツで美味しかったのが宮崎県都城市の豚バラしゃぶしゃぶ肉。もうホントにケタ違いの美味さ。来年も絶対に絶対にリピするつもりだ。なお価格は300g×10(合計3キロ)で2万円。

参考リンク:都城市楽天市場ふるなびふるさとチョイス


②山形県遊佐町の「米(雪若丸)」

ふるさと納税は定期的に送ってもらえる米が鉄板……。そんな噂を聞きつけて、いくつかの自治体で米を注文してみたのだが、美味しさ、コスパ的に圧倒的だと思ったのは山形県遊佐町「雪若丸(無洗米)」だ。

5kgが6ヶ月連続で届くので合計30kg。価格は32000円だった。一方、某自治体の有名ブランド米は、同じ5kg×6ヶ月で50000円。それは確かに美味かったが、個人的には「雪若丸」でも全然満足。来年もリピ決定。

参考リンク:遊佐町楽天市場ふるさとチョイス


③和歌山県紀美野町の「冷凍釜揚げしらす」

冷凍釜揚げしらすは本当に鉄板。ご飯を炊いて、その上に流水解凍した釜揚げしらすと生姜を乗せて醤油を垂らせばお店レベルの「しらす丼」に。

んで、実は数ヶ所の自治体の冷凍釜揚げしらすを注文したのだが、圧倒的に使いやすかったのが和歌山県紀美野町の冷凍釜揚げしらすだった。

まず「1パック100g」の量が良い。薄いパックに入っているので整理しやすく冷凍庫もスッキリ。そんな絶妙なサイズの冷凍しらすが10パックも入って2023年は17000円だった。来年はどうなるかな〜?

参考リンク:紀美野町楽天市場さとふるふるさとチョイス



・ふるさと納税歴8年:Yoshioの場合

子供が2人いるので、基本となるのは子供でも美味しく、かつ栄養がとれるものがメインです。

そのため、お米の定期便やフルーツ、すぐ解凍できて食べられる海鮮丼やうなぎなどが多いです。

フルーツや肉は意外と当たりハズレあって、本当に選ぶのがムズカシイ。

とはいえ以下の3つは最高なので返礼品選びに困ったらぜひご検討を!


①兵庫県稲美町の「黒毛和牛霜降りローストビーフ」

X(Twitter)で検索していた時に、誰かがオススメしていたローストビーフ。試しにポチってみたらこれが本当にウマイ。

黒毛和牛のA4・A5ランクの霜降り部位を使っていて、箸で切れるほど柔らかい。子供も容赦なく食べまくり、あっという間になくなってしまった。毎年ではなく毎月寄付したいレベル。使う肉が違うとこうまで違うのか。

参考リンク:稲美町楽天市場ふるなびふるさとチョイス


②愛媛県伊予市の「みかん 愛果28号」

果物は当たり外れも結構ある中で、この愛果28号はダントツ美味しかった。

まず、皮が薄い。とにかく薄い。そして果実がジューシーでまるでみかんジュースを飲んでいるよう。たまに苦味があるみかんも入っていたけど、それはスーパーでも同様なので仕方ない。来年も寄付したい。

参考リンク:伊予市楽天市場さとふるふるなびふるさとチョイス


③宮崎県綾町の「生ライチ」

ライチって今まで、中国や東南アジアのイメージがあったけど、まさか宮崎県産のライチがあるとは!

同封されていたパンフレットによると「主産地であるアジア諸国からは、果実に寄生する害虫の問題で、蒸気による熱処理等を施しており、本当の生の果実が食べられるのは国内産だけです」とのこと。今まで食べてたライチは生じゃなかったのか。

実際食べてみると、「えっ!? こんなみずみずしくてジューシーなライチあるの!」っていう感じ! ライチへの見方が180度変わった返礼品でした。

参考リンク:綾町楽天市場ふるなびふるさとチョイス



・ふるさと納税歴11年:かわらの の場合

2012年から利用してきて、最初の数年は物珍しさで10以上の自治体に限度額付近までこまごまと寄付してきた。その後は、住んでいる自治体(東京23区内)のことも気になるし、自分なりに葛藤しつつ、応援したい自治体に集中して寄付している。

当初から問題が指摘される制度だが、個人的には、寄付に対するハードルが低くなり、少額ながら、ふるさと納税以外の寄付もするきっかけになったことは良かったと思う。


①北海道秩父別町の「米(ゆめぴりか)」

毎年新米が届くように10年近く申し込んでいる。重たい思いをして家まで運ばなくても、美味しいお米が届く幸せ。これを知ってしまったら頼りっぱなし。宅配業者の皆さんにも感謝しかない。

2023年は定期便40kg(隔月10kg×4カ月)を注文したが、以前あった5カ月分の50kgが復活すると嬉しい。

参考リンク:秩父別町楽天市場さとふるふるなびふるさとチョイス


②熊本県御船町の「千興ファームのスライス馬刺しセット」

御船町にある「千興ファーム」の馬肉が美味しい。スライスが小分けで冷凍されているので、さっと準備できるのも良いところ。

千興ファーム提供のセットは色々あって、他の自治体でも扱われてはいるので、探してみるのがおすすめ。

参考リンク:御船町楽天市場さとふるふるなびふるさとチョイス


③北海道佐呂間町の「サロマ湖 殻付き牡蠣」

ここ数年頼んでいるサロマ湖の牡蠣。消費期限が短いので商品の受け取りがシビアなのと、調理は面倒で、指を切ったりもする。でもそれが美味しさを増してるし、何より自宅で牡蠣パーティは楽しい。

牡蠣の提供事業者がいくつかあるので、お気に入りを探しているところ。

参考リンク:佐呂間町楽天市場さとふるふるさとチョイス



──以上9選! 今後のふるさと納税ライフのお役に立てれば幸いだ。

2023年10月からルール改正してしまった(改悪とも言われている)ふるさと納税制度であるが、私は今後も寄付していきたいと思っている。

それではまた来年もお会いしましょう。さようなら〜。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24