私(佐藤)はホットドッグが好きだ。週に3回行くドトールコーヒーでは、毎回必ず「ジャーマンドッグ」を食べるほどホットドッグを愛している。つい最近も9つのブランドのホットドッグを食べ比べたばかり。それも愛ゆえの比較である。
そんな私が納得できない商品を、ナチュラルローソンで発見してしまった。その商品「ミニジャーマンドッグ」(税込430円)はおかしい。これはおかしいと言わせていただきたい!
そもそもコレを「ドッグ」と呼んで良いものかさえも迷うレベルだ。コレはドッグなのか!?
・これはドッグなのか!?
今さら説明するのも何だが、ホットドッグはパンにソーセージを挟んだものを指す……。はずである。少なくとも私はそう理解している。ファストフード9ブランドの商品を比較したときも、そのすべてがパンにソーセージを挟んであった。
サブウェイなんて、あまりにも深く挟み過ぎてソーセージが見えなかったもんなあ。ほんとにソーセージ入ってんの!? と、一瞬疑いそうになったもの。
それを踏まえて、ナチュラルローソンの商品を見てみよう。
この商品は、2023年10月3~30日の「秋のクラフトビール祭」に合わせて登場したものだ。ビールとソーセージの相性は良いので、コレが販売開始したのには納得できる。
が! 棚に並んだものを見て、私は頭に疑問符が浮かんだのだ。コレがドッグだと!?
実物を見てくれ。パンとソーセージは一体になっていないのではないか?
皿に出してみると、この有様だ。これは挟んでいるのか?
上から見ると、パンの上にソーセージが乗っているだけのようにしか見えない。
100歩譲ってこっちのヤツは、まあギリ許せる。はみ出たレタスが挟んでいるかいないかを、あいまいにしているからだ。仮に挟んでいなかったとしても、そのデリケートな部分を隠そうとする配慮がうかがえる。
問題はコッチ、挟んでないだろ! これはどう見ても挟んでない。挟めていない!
よく見て欲しい。パンとソーセージの境目が丸見え。これはジャッジ的には「挟んでいない」と言わざるを得ない。
とはいえ、決めつけは良くない。念のために半割にしてみよう。もしかしたら、あのパンの隙間にソーセージが食いこんでいる可能性も否定できない。包丁で真ん中からバッサリとカットしたところ……。
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挟んでない! ソーセージがオンしています。ホットドッグジャッジとしては、これをドッグというのは、いかがなものかと思います!
……とはいえ、パンの間には酸味のきいたザワークラウトが入っており、極太ソーセージとの相性はバツグンによろしい。こりゃビールがすすむ美味しさに違いない。
秋の夜長の晩酌のお供にピッタリ。クラフトビール好きな人にはオススメしたい酒のツマミだ。挟んでないから、ドッグとは言い難いけどね。