ロケットニュース24

ホームセンターが猛プッシュする「ヘッドライト用クリーナー&コーティング剤」が最強すぎた / 大人気のウルトラハードクリーナーシリーズ

2023年10月3日

巨大ホームセンター「スーパービバホーム」のカー用品コーナーで猛烈にプッシュされている商品と出会った。なんでもハードな汚れがウルトラ落ちると評判の “ウルトラハードクリーナーシリーズ” にヘッドライト用が誕生したらしい。

商品名は『ウルトラハードクリーナー & コーティング ヘッドライトカバー用』。販促動画によると「黄ばみが! 溶けて! 落ちる! くすみもォォ! 溶けてェェ! 落ちるゥゥウウウ!」とのこと。かなり激しくオススメしていたので買ってみた。

・ウルトラハードクリーナーのヘッドライト用

長く車に乗っているとヘッドライトの黄ばみや曇りが少しずつ進行してしまう。主な原因は紫外線らしく、屋外の駐車場にとめていると紫外線にさらされる時間が長くなるため、黄ばみやくすみが出やすくなるそうだ。古びて見える黄ばみや汚れはしっかりと落としたい。

ちなみに同商品は、スーパービバホームでは2178円で売っていた。うっすらと黄ばんでいるヘッドライトカバーの透明感を復活させるべく購入。なお、作業前にマスキングテープとゴム手袋を用意する必要がある。100均やホームセンターで買えるので準備しておくこと。

同商品の特徴は、強力なクリーナーで黄ばみやくすみを溶かして落とすこと。ノーコンパウンドで(研磨剤が入っていない)傷を付けず、作業時間が3分の1になったらしい。こすり磨きをしなくていいのは確かに楽かも。

そんで業務用ノウハウを凝縮した特殊コート剤が、細かい傷を埋め尽くしながらコーティングしてくれるそうだ。2度塗りをすることで従来比10倍以上の極厚被膜を形成するという。耐久期間は約2年とのこと。前置きはこのくらいにして、さっそく作業に取り掛かりたい。


・作業開始

説明書を読むのが面倒な方のために、作業の流れをざっくり説明する。まずは傷の原因となる土砂等を洗い流して……


水を完全に拭き取っておく。


クリーナーがボディに付着すると塗装を傷めてしまうので、ヘッドライトカバーの周囲にマスキングを行う。


ゴム手袋を着用してクリーナーのキャップをトンガリキャップに付け替えたら、スポンジ(黄色い部分)にクリーナーを5〜6滴染み込ませて、力を入れずに塗り伸ばす


面白いほどに汚れが溶け落ちていく……これが黄ばみの原因なのだろうか。すごい。


直ちに付属のタオルでクリーナーを汚れごと拭き取る。もうほとんどピカピカ。


マスキングテープをはがして、ヘッドライトカバー周辺を水洗いする。クリーナーが残っていると、コーティング不良の原因となる場合があるそうだ。


水を拭き取って乾燥させたら、再度マスキングを行う。


未使用のスポンジに不織布(付属)を巻き……


不織布を巻いたスポンジの塗布面(黄色い部分)全体にコーティング液を染み込ませ、薄くムラなくヘッドライトカバーの上端を縁取るように塗っていく。


その後、上から下に塗り広げ、下端の液だまりをならすように塗布していく。

ここで1時間以上乾燥させる。完全に乾くまでは2層目を塗らないこと。


・1時間後にふたたび同じ作業

乾燥した後、未使用の不織布に取り替えて2層目を塗る。ダブルコーティングだ。1層目にカスレやムラ、塗り忘れがあったら2層目で修正する。


マスキングテープをはがして30分以上乾燥させたら完成。24時間は濡らさないこと。


・ビフォーアフター

かなりピカピカになった気がする。掃除前の画像と比較すると明らかに透明感に差があるのが分かるだろう。ほとんど諦めて放置していた黄ばみを落として、キレイで透明なライトが復活した。

1発でほぼ新品の輝き……ちょっと感動してしまった。マスキングテープとゴム手袋を用意するのがビミョーに面倒だが、作業自体はとても簡単。素人でも問題なく作業できると思うので、ヘッドライトの汚れに悩んでいる方は試してみてほしい。本当に黄ばみが、溶けて、落ちた!


参考リンク:ウルトラハードクリーナー & コーティング ヘッドライトカバー用
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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