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絵がうまくなりたい人に贈る、過去一効果を感じた練習法 / 描けばうまくなるはガチ!

2023年8月29日

画力が欲しい……絵を描くのが好きな人なら、誰もが1度は思ったことがあるんじゃないだろうか。

筆者も絵描きの端くれとして、常日頃からそう思っている。もし画力が売ってる世界に行ったら、何よりも優先して画力にお金をつぎ込んでたと思う。

だけど、現実では画力を手に入れたかったら自分で努力を重ねるしかない。絵の練習法というとクロッキーや模写などいろいろなものがあるけれど、その中でも筆者が一番効果を感じた方法をご紹介させていただきたい。


・数を撃て!!

その練習法とは、「とにかく描くこと」。


ただし、ただ描くだけではない。使うのはこのようなポーズ集。アプリやウェブサイトなど、いろんなポーズが見られるのなら本でなくてもOKだ。服のカタログや人の写真集とかも参考になるかも。


準備ができたら、お手本を見ながらひたすら全身絵を量産していく。ただし、1点だけ気をつけてほしいのは1枚の紙に1つのキャラを描くこと。小さく描くのではなく、紙いっぱいを使う気持ちで大きく描こう。

たったそれだけ? と思われる方もいるかもしれないけれど、筆者にはこの方法がぴったりマッチしたらしく挑戦する前と後では明らかに全身を描くのが楽になった。


自分では思いつかない様々なポーズを描くことで、手がどんどん人体の描き方を覚えていくのだろう。野球で言うなら素振りみたいな感じかな?

絵はよく「描けば描くほどうまくなる」と言われるけれど、本当にその通りだった。枚数を重ねるごとにイメージ通りの人体を描けるようになっているのを実感できるはず。

気合を入れた絵はいい練習になるけど、その分1枚にかかる時間も多い。しかし、この方法なら気軽に質のいい絵を量産できるぞ。何も考えず、落書き感覚で絵が描けるのも楽しくてあっという間に時間が経ってしまう。


・是非1回試してほしい

この方法は、筆者が通っていた漫画を学べる学校で教わったものだ。

環境が環境なだけあって周りにはたくさんの漫画家志望者たちが集まっていたのだが、やっぱり「この方法で画力が上がった」という声を聞くことが多かったので間違いなく効果はあるはず。

人体に特化した感じでご紹介させてもらったけれど、もちろん動物や自然の景色などもこの方法で練習することができるぞ。1回描いてみるだけでも、その後の描きやすさが全然違う。

難しく考えることもなく気軽に挑戦できる練習方法なので、皆さんも是非1度試してみてはいかがだろうか。みんなで神絵師を目指そう!!

執筆・イラスト:うどん粉
Photo:RocketNews24.

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