最近、コンビニの食べ物はウマくなったと思う。私(中澤)が子供の頃は食えたもんじゃない味のものとかあった。焼きそば買って食べたら鉛筆みたいな味がしてトラウマになったこともある。そこいくと、今のコンビニの味は本当に素晴らしい。普通に毎日食べられるもん。
日進月歩。だがしかし、そんな現在のコンビニ食の中にも外国人から見るとありえないものが混じっている様子。この時期になると販売されるあるパスタが海外ネットで物議を呼んでいた。
・海外ネット民「正気ですか」
英語圏向けに日本食の情報を発信するYouTubeアカウント『@japaneat』が公開した動画で紹介されたこのパスタ。個人的には風物詩になりかけているくらいの勢いでよく食べるものだが、驚愕する海外ネット民が続出していた。「全部フライパンに入れれば良かったのに」「加熱した方がいい」「ありえない」的な声が世界中からあがっているそのパスタとは……
冷製パスタ。
イタリア人を名乗るアカウントからは「気を失いかけた」的なコメントも。冷製パスタってそんなに奇怪なものだったのか。知らんかった。
・とは言え
ただ、動画で紹介されているクリーム系の冷製パスタは食べたことがない。大体、トマトソースかバジルソースかペペロンチーノだ。そこでセブンイレブンの『生ハムの冷製カルボナーラ(税込561.60円)』を買ってみた。
言われてみたらクリーム系の冷製パスタは日本においても珍しいかもしれない。少なくとも私は初めて見た。そして、確かにあまりウマそうには見えない。
・冷製パスタ好きが食べてみた結果
ただ、基本的にセブンイレブンの冷製パスタはクオリティーが高いのも事実だ。きっとセブンならうまくやる。カップに入ったホワイトソースを麺にかけ、しっかりチーズと絡ませて食べてみたところ……
これは「ひどい」と言う声も頷ける。麺はセブンの冷製パスタっぽくピッとしまってるし、味としてマズイわけではないのだが、冷えているだけにカルボナーラの臭みとしつこさがキツく感じられるのである。普通に温めた方がウマそうだ。
冷製パスタ好きである私でもこう感じてしまうくらいだから、冷製パスタ自体が初めましての海外ニキがこれを食べるのはハードルが高い。トマトソース系かバジル系の冷製パスタを食べてみてくれ。
・必要な一歩
日進月歩。ウマくなった日本のコンビニ食。私が子供だった25年くらい前のことを思うと、今のコンビニグルメの多様さや味の良さには驚かされる。「随分遠くまで来たものだ」と。
だが、その道のりの途中には様々なチャレンジと冒険がある。こういったトライ&エラーの積み重ねが明日のコンビニグルメを作るのかもしれない。
参考リンク:YouTube
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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