2023年8月2日、全国のスシローで『夏得祭』が始まった。最終日の8月27日(日)まで、夏得祭限定のメニューが10種類以上登場する予定だ(売り切れの場合を除く)。

夏休みシーズンに突入し、この期間はご家族やご親戚でスシローを利用する方も少なくないハズ。そこで近所のスシローにあった『夏得祭』の限定メニュー10種類を食べてみたので、ぜひ参考にしていただきたい。

・有能だったのは3皿

地域によって偏りはあるものの『夏得祭』では10種類以上の皿が登場する。スシローによると目玉は「超大切りキハダまぐろ」「特ネタ中とろ」「大切りうなぎ」あたりで、特に2種類のまぐろに関しては、最もリーズナブルな黄皿で提供されるという。

その他にも「サーモンマウンテン」「北海道産上いくら」「海鮮3貫盛り」などなど、気になるメニューがズラリ。そのうち10種類を発見して全てを食べてみたところ「3有能・5標準・2微妙」といったところであった。

というわけで、まずは『夏得祭』の有能皿からご紹介していこう。お店で発見したら絶対に注文して欲しいのは以下の3皿だ(価格は郊外店のものを記載しています)。


・特ネタ中とろ(120円)

スシローのまぐろはただでさえウマいが「特ネタ中とろ」に関しては「抜群にウマい」と申し上げていい。まぐろの旨味、脂ののり共に隙は見当たらなかった。1貫ではあるものの、黄皿でこのクオリティはヤバい。夏得祭の絶対エースに認定する。


・国産甘えび包み(120円)

1つ1つは小ぶりな甘えびも “包みスタイル” だとかなりのインパクトを感じた。想像以上にいくらがトッピングされていたことも好印象で、コスパも俄然良いのではなかろうか? 1皿は注文して欲しい有能さである。


・サーモンマウンテン(360円)

貴族の皿こと白皿の「サーモンマウンテン」だが、実はコスパは最強! なぜならサーモン6枚に加え「いくら」「まぐろのたたき」が入っているからだ。シャリこそ2貫分だが、黄皿のサーモンを3枚食べるよりもコスパは俄然高い。サーモン大好きっ子たちは必食だ。


以上3皿が「夏得祭」のエースたちである。特に「特ネタ中とろ」はマジで最高! 「特ネタ中とろが食べたいから夏得祭に行く」まである!! その他の「国産甘えび包み」と「サーモンマウンテン」も自信を持ってオススメだ。

で、逆に「これはイマイチかな~?」「人にオススメは出来ないかな~?」と感じたのが以下の2皿である。もちろん個人の価値観であるが、参考までにご覧いただきたい。


・北海道産上いくら(360円)

口に入れた瞬間「いつものと違う!」とすぐにわかったほど、いくら自体は上質である。ただしそこは白皿の宿命で「でも360円か……」と感じてしまったことをお伝えしておく。大変おいしいいくらだが、白皿の壁を超えられていなかった……と思う。


・活〆ひらまさ(180円)

噛んだ歯を弾き飛ばさんばかりの弾力は、いかにも “活〆” という感じ。脂のりも良く、ひらまさ自体はかなりのウマさであったが、単純に切り身自体が小さかった。逆に商品画像くらい立派であれば、文句なしに「有能皿」に決定だ。


その他の「あさりチャンジャ」「超大切りキハダまぐろ」「大切りうなぎ」「海鮮3貫盛り」「炙りにしん梅肉のせ」は、想像通りのスシロークオリティ。要するに「標準的にウマい」ということである。

ご覧のように個人的には「特ネタ中とろ」「国産甘えび包み」「サーモンマウンテン」あたりを中心に組み立てるのが、夏得祭のセオリーだと感じた次第だ。繰り返しになるが「サーモンマウンテン」は白皿だけど高コスパだと念を押しておきたい。

というわけで、スシローの『夏得祭』についてお知らせした。ご家族や親戚でお出かけになる際は「特ネタ中とろ」「国産甘えび包み」「サーモンマウンテン」の注文は確定! ワンチャン「活〆ひらまさ」で勝負するのもありだろう。

参考リンク:スシロー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.