GO羽鳥43歳、最近スマホを見るのもツラくなってきた。「見えにくい」とかではなく「とにかく疲れる」のだ。まぁこれが老眼なのだろうけど、「果たして本当に老眼なのだろうか?」と認めたくない自分もいた。
ということで、眼科に行って老眼なのかを診てもらうことにした。
「職業柄、PCやスマホなどを1日じゅう見ることになる」と説明したうえで、視力や眼圧など、さまざまな検査をしてくれた女医さんいわく、「老眼というより疲れ目」との診断結果。
さらに詳しく聞いてみると、
「両目ともに0.7ずつ(視力が)出ている。本当はもっと先にピントが合うはず。なのに、スマホとかパソコンとか、近距離にピントを合わせている。なので、常に “目ががんばっちゃっている” 状態。だから疲れる」
とのこと。
少し弱目のメガネ(老眼鏡)や、コンタクトをするのも有効であると。その際は、両目「+0.5」が良いと。最悪、100均の老眼鏡でも良いと。
すぐさまメモり、続いては院長先生の診察に。すると院長先生は、
「まぁ、年齢的にも老眼の始まり。疲れやすくなるのが老眼で。朝とかは調子が良いかもしれないけれど、夕方とかになると疲れてくるみたいな。
でも、10年以上も前にレーシックをやったというわりには、まだ0.7も視力が出ている。そのほか、目の状態もすこぶる良い。健康的な状態です。
で、見えにくさの対策は、やはり弱目のメガネが良いかと。羽鳥さんの場合だと両目+0.5が望ましいけど、実はこれ、100均には売っていない。
100均に売っているのは+1.0から。なのでね、まず、100均の+1.0を買ってみて、それで試して。それでよければそれで良いし。
もしも100均ので強すぎるとか違和感あるなら、メガネ屋さんで+0.5を作ってもらうとか。そんな感じが良いのではないかな〜と思います」
結局、老眼なのか疲れ目なのかの決着はつかないままだったが、疲れ目になるのが老眼でもあるので、院長先生も女医さんも同じことを言っているのであろう。
いずれにしても、100均スタートをオススメされた。となれば100均検証の出番である。すぐさま私は眼科から徒歩5分ほどにあるダイソーに赴き、
2種類の「+1.0」を購入した。なんとなくだが、「+1.0」は、他の度数に比べると種類が少ない気がした。「2種類しか無かった」とも言える。
家に帰り、まずかけてみたのは「老眼鏡ビッグフレーム」なる商品。価格は税込110円。これで済むなら安いものだが……
フム。
フム。
なるほどです。
悪くはないけど……
眼科の院長先生もオススメしていた老眼鏡のかけかた「鼻メガネ」が、このビッグフレームだとやりにくい。
ちなみにこの鼻メガネは、下方にあるスマホや本(新聞など)もそのまま見えるし、目にメガネのかかっていない直線方向(水平方向)だと遠くも見えるという、二刀流的な老眼鏡テクニック。これは必須のテクだろう。
一方、ケースまで付いて税込110円の「老眼鏡ケース付」は、
文字通りケースが付いていて嬉しいうえに、
ウム。
ウンム。
良い感じだし……
鼻メガネやりやすい!
ということでワタシ的にはダイソーの「老眼鏡ケース付」がバッチリだった。
しばらくこれを使って様子見て、どうしてもシンドくなったらメガネ屋さんに行って「+0.5」の老眼鏡を作ることにする……と思っていたが、すでに強すぎるのかシンドいのでどうしたものかと思っている。買うしかないかぁ、+0.5。
なお院長先生いわく、「疲れてからかけるのではなく、疲れる前にかけておくことが大事」とのこと。つまり、私みたいな仕事の人は普段からかけておいた方が良いと。
また、もしも100均の老眼鏡であれば「どうせ100円」でもあるので、書斎用やキッチン用、職場用にリビング用……と、複数購入しておいて、あらゆる場所に置いておくのも良いかもねとのアドバイスもいただいた。
いずれにしても、これはあくまで私の場合。「老眼かなぁ……」と思ったら、念のため、眼科に診てもらうことをオススメしたい。私は相談しに行ってよかったと思っている。老眼への理解が深まった。さあ来い、老眼!
執筆:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24