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冷やし中華、もう始まってた! レンチンだけで作れるニチレイの「冷やし中華」がパワーアップしていた件 / 新味「ごまだれ」の実力は?

2023年6月12日

およそ1年前の春、レンジでチンしたら温かい食べ物が出来上がるという常識はぶっ壊された。なんとチンして食べるのは、冷たいのがウリの冷やし中華。ニチレイから冷凍食品で発売されると、革命とも言える作りで大ヒットしたからだ。

そしてその冷やし中華、今年はさらにパワーアップを図っているらしい。ズバリ、5月から発売されている「冷やし中華ごまだれ」がそうで前回と違う味を投入してきたのである。冷やし中華にはいろんな派閥があるだけに、ごまだれ派も囲い込みにきたかっ……!!

・レンジで簡単調理

今回、ニチレイから当編集部に商品が送られてきたことで私は初実食。はたしてごまだれ味はどんな感じなのだろうか。ひとまずパッケージを見てみると……ふむ。

具材は5種(蒸し鶏、カニカマ、もやし、錦糸たまご、オクラ)入っていて、コシのある自家製麺、んでもって「香る!ごまの風味」あたりがストロングポイントなもよう。そしてもちろんニチレイの冷やし中華とあって……


前作同様にレンジだけで作れる。なのでやることといえば……


中に入っているごまだれを取り出し〜の……


容器のままレンジにぶちこむだけである。なお、加熱時間は500Wなら3分30秒、600Wなら3分が目安となっている。そうそう、ラップなしでレンチンOKなのも何気に楽チンでありがたい!


ちなみに再度お伝えしておくと、レンチンするのに「冷やし」が可能なのはが入っているから。氷にはマイクロ波の影響を受けにくい特性があって、レンチンしてもドロドロに溶けてしまうことはないのだ。

技術というか、よく考えられているなぁと感心するのはさておき、加熱が完了したらあとは ごまだれ をかけて混ぜ合わせ……


トレイに入っている具材をチョチョチョイと並べたら完成! たったこれだけ……。ものの5分程度で冷やし中華が食べられるのだから改めてスゴい時代である。


・実食

さて、問題は味だ。個人的なイメージだと冷やし中華ってバチボコにウマくなるのが難しい料理の1つだが……

今回の新作を一言で表すならそつがない。酸味の中に甘みもあって、しっかりとしたごま感も同居してスッキリした味わいになっている。まぁ具材がもう少し入っていたら嬉しかったかなとは思ったが、冷凍食品なのでそのあたりは仕方ないだろう。

とはいえ、量が360gあって麺にコシもあるから満足度は結構高い。たった5分で作れるし、冷凍庫で保存できることまで考えたらかなり使える。日持ちを気にしなくていいのはありがたい以外なにものでもない。

というわけで、すでに始まっていた今年の冷やし中華。新作の登場により「なんでごまだれがないんだ」と思っていたごまだれ派も安心ではなかろうか。

そういえば、以前と違って新作は麺に氷がくっつくこともなかった。もしかしたらそのあたりもパワーアップしているのかもしれない。とにかく、冷凍食品の冷やし中華は気軽に食べられる。気になる人は一度試してみてはいかがだろう。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼原材料はこんな感じ

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