パン屋さんの定番商品のひとつにクロワッサンがある。誰でも1度くらいは購入したことがあるはず。私(佐藤)も先日、東京・蒲田の新しいパン屋さんで1つ購入したのだが……。
……繰り返すが私はクロワッサンを購入したはずなのだが、どう見ても「枕」にしか見えん! しかもコレ、安すぎだろッ!!
・あの小菅製パン
商品を購入したのは2023年4月23日、JR蒲田駅の商業施設「グランデュオ蒲田」の西館地下1階にオープンした「かまたのミカタ」だ。このお店は、安くて量の多い商品を製造販売することで有名な千葉県の「小菅製パン」が運営している。
勘の良い読者ならピン! と来たかもしれない。以前紹介した「1・2・3 ClubHouse 蒲田店」の仲間のお店である。
1・2・3 ClubHouseといえば、「ごくふつー」と称してトンデモなくデカいサイズのコロッケパンを売っていた。パンとコロッケのサイズが逆転してしまった異様な一品だった。
それからMEGAドンキに出店している店舗では、爆発的な量(30本)のぶどうパンを破格の安さで売っていたことも思い出される。
小菅製パンはそういうメーカーだ。その新店舗がココである。スゴイもんが売っているに違いない。期待に胸を膨らましてお店に入った。
・面白ネーミング商品
入店すると最初に目に留まったのは特売品の社長のきまぐれ「プリンクリームパン」、税別60円だ。安い!
ここにもあったメガ袋! 昨年より75円上がっているけど、それでもぶどうパン30本で税別500円はクソ安い! 私(佐藤)が単身者ならこれだけで当分暮らせる自信がある。
そして小菅といえば、忘れてならないのが面白ネーミング商品である。たとえば、このシュガーのコッペパンは「フライパン」(税別150円)。
並びの棚には「「ぼった」クリームパン」(税別110円)、その下には「女子力UPる」(りんごパン:税別120円)。
冷蔵庫にはコロッケではなく、巨大なメンチを挟んだ「控えめンチ」(税別450円:お試し価格350円)。全然控えめじゃね~~ッ!
その隣には「はむちハムニダ」(税別350円)。韓国語のあいさつ「カムサハムニダ」から来てるのだろう。それにしても、このクロワッサンもデカいな。通常の1.5倍はあるぞ。
・巨大クロワッサン「グロわっさん」
そんな見た目も名前も刺激的な商品の中から、私は「グロわっさん」を購入した。これはクロワッサンなんだけど、どこが “グロ” なのかというと……。
異常なまでにデカいのです。枕、もしくは細長いクッションサイズなんですよ……。
推定30センチ超の特大サイズ! たしかに見た目は少々グロかも……。とにかくデカい! 我が家にはこんなデカいパンを置く皿がないので、ビニール袋に直に置くしかなかった。
クロワッサンの本場、フランスではカフェオレボウルにクロワッサンを浸して食べるのが一般的と言われているが、コレを浸して食おうと思ったら、風呂桶サイズの器が必要になっちまうな。
では、いただきま~す! パンを食ってる絵面に見えね~~!
こんな見た目だけど、ちゃんとクロワッサンなのでご安心あれ。切り分けてサンドイッチにしても良さそうだなと思いました。
なお、このパンの販売価格は税別300円です! だから安すぎるんだって!!
いつ訪ねても、奇想天外な商品が棚にあふれていて本当に楽しいパン屋さんだ。今後も店舗が増えてくれることを願っているぞ~!
・今回訪問した店舗の情報
店名 かまたのミカタ
住所 東京都大田区西蒲田7-68-1 グランデュオ蒲田 西館 B1F
時間 10:00~21:00 日祝10:00~20:30
定休日 なし(施設に準ずる)
参考リンク:小菅製パン
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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