お~い! おひさしブリーフ!! せんべろマエストロの佐藤だよ~ん! せんべろシリーズシーズン2を2022年7月に公開して以降、全然せんべろしてなくてメンゴメンゴ! ご承知の通り、物価高で大変なんすわ。1000円で買い物できん! 価格調査してわかったけど、同じようにもうできんのんじゃ~。この先、どうなっちまうんだよ。オラ心配だよ~。
とは言っても、嘆いてばかりもいられない! 原点回帰でコストコでせんべろクッキングに挑んでみたぞ! みんな、最後まで読んでくれよなッ!!
・1000円で買えたものは……
今回商品を購入したのは、コストコの新三郷倉庫店である。いいか、商品紹介行くぞ! 1000円で買えたのは以下の品々だ。
■カークランドシグネチャー ピノグリージョ(白ワイン) 750ml 税込598円
■そのまま使える ぶなしめじ 税込328円
以上である! 合計金額926円、これしか買えんかった! こんな世の中じゃポイズンすぎるだろ! もうせんべろは無理や。コストコでこの有様だぞ。そのうち「せんべろ」は死語になるかもしれへん。
とりあえず、これでクッキングすっぞ! 行くぞ~~~!!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
こ~んに~ちは~! みんなお待たせ~! 佐藤だぞ~~!!
え~い! このヅラうっとうしいなあ!
まとわりついて、邪魔くさいんじゃ!
オラァアアアアア!!
やり直し! オッス! みんな元気か~? 俺はめちゃんこ元気だぞ~い!
はい、じゃあ始めますよ。今日のアルコールはコチラ! コストコの白ワインでございます。
それとコレ! ぶなしめじ。これでほぼ1000円。大変な世の中になっちまったねえ~。
そんで今日はこちらを使います。電子ジャー(炊飯器)、当編集部でももっとも金目のモノかもしれない。あとはもうガラクタがあふれ返っておりますです。
ワア! 急にフタが開いた!
なんじゃコリャ―ーーッ!
中身空っぽやないか~い。舐めてんのか!
ムキー、ついにオラを怒らせたな、いくぞ~!!
魔封波(まふうば)だ!
佐藤「来い! コノヤロー!」
佐藤「来いよ、オラ!」
Yoshio「なんだよ、離せよ」
佐藤「おめえ、悪いヤツだろ。魔封波で封じ込んでやる」
Yoshio「おめえ49(歳)だろ、いつまでもガキみてえなこと言ってんじゃねえよ」
佐藤「黙れ、魔物。封じ込んでやる。魔封波!」
Yoshio「やめろ!」
佐藤「オラ! ジャーの中に入れ」
Yoshio「イテテテテテ!」
佐藤「オラ、大人しく入れ」
Yoshio「入る訳ねえだろ! イテェって」
Yoshio「痛い痛い痛い痛い!」
佐藤「喜んで、頂けましたか?」
Yoshio「喜ぶ訳ねえだろ。悪いヤツはお前だろうが」
Yoshio「お前が入れ、魔封波!」
佐藤「魔封波返しか!? ちょっとタンマ! まいっちんぐマチコ先生!」
Yoshio「ジャーに閉じ込めてやる!」
佐藤「待て待て待て待て!」
佐藤「イテテテテテ!」
佐藤「フタを閉じるな!」
佐藤「肘でフタを閉じるな!」
Yoshio「成敗してやる!!」
佐藤「ごめんごめんごめんごめん! ギブギブ!!」
……とまあ、久しぶりなので長めに前置きをさせて頂きましたよ。では行きます。まずはこのしめじをね。
炊飯器にテキトーに入れます。
量は気分次第で好きなだけどうぞ。
そんで、水もテキトーに入れます。しめじが浸かるくらいで良いかな?
ジャーっとね。電子ジャーだけにジャー……、なんつって! それで早炊きで調理開始!
で、次にコレを使います。
安心してください!
はいてますよ!
……ってコレはアキラの方だな。アキラは100% はいてなかったけどね。
で、熱したプライパンにしめじを入れます。これも量はテキトーです。人生にはテキトーが必要なんですよ。
そしてマヨネーズもブチューッ! とね。もう言わなくてもわかると思うけど、量はテキトーです。
しんなりしてくるくらいまで炒めます。
香りづけに白ワインを入れちゃおうかな。キノコ類とお酒って相性良いんだよね。たまには真面目なことを言っちゃったりなんかしちゃったりして。
ヨイショ! かるくフライパンを煽ってみたりね。
よし、完成! 結構美味そうじゃない?
で、器に盛りますよ。
わ~! 雪崩だ~!! 早く逃げろ~!
危な~い! 早く逃げるんだ~!! 間に合わなくなっても知らんぞ~!
ヤバい、急げ! 急ぐんだ~~~!!
はい、セーフ!
はいてますよ!!
おっと、つまんないことやってる間に、炊飯完了! 30分が経過しました。
どうなってるかな? 中を見てみよう。
オープン! お、炊けてるな!!
ワオ! メガネが曇っちゃったヨ!
ワイパー!
電子ジャーで炊いたから、しめじだけどこれは「ご飯」と考えて差し支えないだろう。
じゃあ、しめじご飯を茶碗に盛ります。
プルプルツヤツヤだな。
ヨシ、準備完了~! しめじで2品も出来ちゃったあ!
しめじご飯と……。
しめじのマヨネーズソテーだ。
よっしゃヤルか! 仕事中に酒が飲める唯一の企画、せんべろ最高!
ではまず、ワインから飲んでみるか。
う~ん、味はまあ悪くないな。甘からず辛からず、598円にしては良いかも。個人的にはもう少し辛くても良い気がした。
で、しめじご飯を食べてみようか。
頂きま~す!
味がしねえ~。何の味つけもしてないから当然か。
マヨネーズソテーはどうかな?
……こっちも味がしねえ。白ワインがきいてて香りはしっかりしてるのに、塩コショウしてないから味がしない。こういうのを「無味有臭」っていうのかな?
味はしないけど、せっかく作ったから全部食っちゃうぞ!
食う!
食う!
お~い! メシ食ったか~~~ッ!
メシ食ったんか~~~~~!!!!
はあ……、せんべろのノリは疲れるな……。
サンジュン「ふえ~、酔っぱらったよ~……」
サンジュン「飲みすぎちゃったよ~~……」
サンジュン「ウイ~、宴会の会場はここですか~?」
サンジュン「お花見会場はここですか~? もうサクラは散ったっちゅーの!」
サンジュン「だっちゅーの! はパイレーツ!! 懐かし、もうメッチャ懐かし! ボキャ天懐かしす!」
佐藤「出たな、バケモノ!」
佐藤「やるしかねえ! 魔封波!!」
佐藤「おっし、捕まえた。電子ジャーに封じ込めてやる!」
佐藤「オラ! 大人しくしやがれってんだ!」
サンジュン「ウヒョーーーッ!」
佐藤「行くぞ!」
サンジュン「ウヒョヒョーー!!」
佐藤「オラ、魔封波じゃ! この中に入りやがれ!」
佐藤「悪霊退散~!」
サンジュン「ウヒョー!」
サンジュン「ヘルメット被ってるから頭痛くねえー!」
Yoshio「何を甘っちょろいことやってんだ、コノヤロー! 俺が本気の魔封波を見せてやる。代われ!」
Yoshio「オッシャ、行くぞ!」
サンジュン「まだやんのーーー!」
Yoshio「ホレ、入りやがれ!」
サンジュン「やめろ~~~!!」
Yoshio「コレが本気の魔封波じゃい!」
Yoshio「アホな上司舐めんな!」
佐藤「サンジュンの顔が電子ジャーに封じ込まれそうになってるピッコロ大魔王みたいになってる。さすが本気の魔封波だな」
サンジュン「おめえらいい加減にしろ! いつまでこんなつまんねえことに付き合わせてんだよ!」
Yoshio「ナニ! ワシの魔封波がきかんのか!?」
サンジュン「老犬みたいな頬っぺたしやがって、コノヤロー!」
Yoshio「誰が老犬じゃい!」
サンジュン「魔封波返しーーーッ!」
Yoshio「クソ! 返されるとは!?」
サンジュン「オシャーーーーー! ぶち込んだるッ!」
Yoshio「肘がイテェ!」
Yoshio「肘肘肘肘!」
サンジュン「食らえーーー!!」
サンジュン「どうじゃーーーーー!」
Yoshio「もうイイよ! もう撮れ高十分でしょ! おしまいだから、おしまい!」
サンジュン「安心してください、はいてますよ!」
完!
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24