
“ディープで混沌とした街” を想像していた香港だが、実際に訪れてみると大通りはピカピカで銀座みたいだった。比較的ディープとされるエリアも有名になりすぎた感がぬぐえず、よって本当にローカルな場所を見つけたければ、自分の足で探すしかない。
そしてヘトヘトに歩いた裏通りで……ついに私は、真っ赤に輝く『蛇王兄(shé wáng xiōng)』の看板を見つけたのだった。これぞまさにイメージどおりのディープ・ホンコン!
・ヘビ飯専門店
さっそく私は蛇王兄へ入店。「蛇の王」と聞いて思い浮かぶのは、ファンタジー作品でおなじみの怪獣『バジリスク』だ。あのバジリスクの兄ともなれば、一体どれほど強いか想像もつかない。
メニューはAセットが140HKD(約2400円)、Bセットが173HKD(約2965円)。香港の物価からすると「ランチにしては高い、ディナーなら普通」って感じかな?
オール中国語ながら「体にいい」というニュアンスだけはヒシヒシ伝わってくる。正直おいしそうな予感は全く無いが、ここで食べなきゃ一生後悔するだろう。
・じつは大人気店
意を決して「Aセット」と告げた私。
その3秒後、目の前にヘビのスープが置かれた。早い!
どうやら店先の銀色の箱にヘビスープとご飯がタップリ詰まっているようだ。
入店してみて分かったのは、蛇王兄がかなりの人気店であるということ。客たちは入れ替わりヘビスープを注文し、無言でかっ込んでゆく。日本でヘビ食は “ゲテモノ” というイメージがあるが、香港ではわりと一般的なのかもしれない。
「毒蛇」と書かれた引き出しは見なかったことにしよう。
・ヘビ汁 × ヘビ汁
さて残る2つのお椀もすぐに運ばれてきた。蛇王兄のAセット、その全貌はこちら。
ヘビのあんかけスープ
ヘビのスープ
炊き込みごはん
想定外のダブルスープ。ちなみに客の多くが注文していたのは『あんかけスープ』のほう。
ヘビは一般的にそこそこ高価なはずだが、蛇王兄のスープには「トリ肉か」ってくらい大量にヘビ肉がブチ込まれている。よく見るとヘビ肉って鶏のネック(せせり)に似てるなぁ。
ほかに具材は刻んだキクラゲ、シイタケとショウガ。思い切って口に入れると、これが意外とイケる。 “中華料理屋のセットに付いてくるスープ” って感じで、メッチャうまいってほどではないが普通においしい。ヘビ肉は歯ごたえがあって面白い。
もう1つは木の根っこのようなものがゴロゴロ入った薬膳スープ。かなり苦い。『蛇湯』という名前から察するにヘビのエキスも入っているのだろうか。正直おいしくはないが、明らかに体によさそうだ。体にいいなら全然アリ。
そして炊き込みご飯。タレをかけたもち米に腸詰め、ピーナッツ、ネギを散らしたもの。これ、メチャメチャうまい! ところで3つの椀を少しづつ食べ進めるうち、だんだん汗が止まらなくなってきた。これがヘビ・パワーなのか?
汗だくの私を尻目に繁盛し続ける蛇王兄。地元の人にしてみれば「ちょっと疲れたからヘビスープでも飲んで行きましょ」ってなノリなのかもしれない。
店内の張り紙には、おそらく「いかにヘビ食が健康にいいか」が書かれているのだと思われる。なお私は食べ過ぎで少し具合が悪くなってきた。初心者は単品メニューを選んだほうが無難だろう。
香港では他にも多くのヘビ屋が普通に営業しているようなので、旅行で訪れた際はぜひ足を運んでみてくれ。
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
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亀沢郁奈













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