
誰にだって “初めて” があるもの。それがどのタイミングでやって来るかは人それぞれだが、私、P.K.サンジュンは45歳にして初めて「家系ラーメン」と巡り合った……というか、わざわざ家系ラーメンを食べに行ってきた。
なぜこれまで家系ラーメンと縁が無かったのか? そして食べに行こうと思った理由は? 詳細については後述するが、現時点で1つだけ言えることは「家系は相当な気合いが必要なラーメン」ということである。
・元祖は「吉村家」
今や知らない人がいないほど絶対的な地位を築いた「家系ラーメン」であるが、有名になったのはここ10年ほどだろうか? ラーメン専門家ではないので正確な数字はわかりかねるが、少なくとも私が子供の頃に「家系ラーメン」というワードを聞いた記憶はない。
私なりのフワッとしたイメージでは「ほうれん草と海苔。あとご飯がセットになっているラーメン」という感じで、その元祖は神奈川県横浜市の『吉村家』であると、ロケットニュース24に書いてあった。その記事によれば「とんこつ醤油味のスープに太めの麺が一般的な家系ラーメン」だそうだ。
・食べてみようと思ったワケ
さて、私がこれまで家系ラーメンと縁が無かった理由は「特に必要性を感じなかったから」と申し上げるしかない。元々ラーメンよりも圧倒的つけ麺派である私は、かつて「ラーメンって70点満点の食べ物ですよね?」と先輩に告げた結果、まさかの鬼ギレを喰らったことも。それほどラーメン愛の無い人間なのである。
……が、ここ数年は「美味しいラーメンもあるな」と思うし、実際に食べる機会も多くなった。好きなのは煮干し系のラーメンで、八丁堀の「七彩」はめちゃめちゃウマいと思っている。1人前1500円くらいはするが、月に1度は必ずに七彩に足を運んでいる次第だ。
そんな私が家系ラーメンを食べてみようと思ったきっかけは、私の生活圏にメチャメチャ行列が絶えない家系ラーメンの店が出来たから。その店がオープンしてから2年くらいになるだろうか? いつ見てもどの時間でも絶・対・に! ……大行列が出来ているのである。
「そんなに?」と思う一方で「そこまで並ぶなら……」と気になってしまうのが人間の性(さが)。……が、その店は大ボス的な存在であるため、万が一「全然ダメ」となったらシャレにならない。というわけで、都内の至るところで見かける家系ラーメン専門店「壱角家」で家系デビューを果たすことにした。
・初めての家系
注文したのは「家系ラーメン」で、オープンから18時まではライスが無料で付いてくるようだ。やって来たのはイメージ通りのラーメンで、価格は790円。どうか私の “初めて” を捧げるのに相応しい相手であって欲しい。
まずはスープだが、濃厚かつとろみのある口当たりは「クリーミー」といった感じだろうか? 単体でごくごく飲めるような軽さはなく、どっしりとしたスープである。またトンコツ特有の臭さは特に感じなかった。
麺はやや平べったい中太麺で、つるりとしたのど越しとシャキっとした歯切れが特徴のご様子。そこはかとくなくバサバサとした印象を受けたものの、これといったマイナスも見当たらない。「こういう感じなんだ」と思っただけである。
ここからは隣の人の真似をしつつ、家系ラーメンを食べ進めることに。まず大正解だったのは「にんにく」で、入れる前と後では5倍くらい美味しさが違った。にんにくは基本的にどのラーメンにも合うが、家系は特に相性がいいのだろう。
またスープに浸した海苔とご飯の組み合わせは「なるほど」といった感じ。特に感動はせずとも「悪くない」とも思えた。また終盤のご飯にスープをかけて食べる猫まんまスタイルは「これが家系式か~」と、その雰囲気に感動したことをお伝えしておく。
・重さゆえに
で、初めての家系の感想は大きく2つ。1つは「とにかく重い」ということ。明らかに食べ盛りではなくなっている私にとって、濃厚なスープはかなりの破壊力があった。ご飯も合わせて食べることを考えると「家系を食べる前は相当気合いがいるな」と思わずにいられない。
またこんな言い方は良くないのかもしれないが、メチャメチャ店舗の多い壱角家でこのクオリティならば「行列店はさぞ美味しいんだろうな」とも感じた。なんとなく家系ラーメンの雰囲気はわかったので、いずれ有名店にも足を運んでみよう……かなぁ?
濃厚なスープとニンニクのコンボはパンチ力があり、中毒性も高いのだろう。もし私が20代の頃に家系と巡り合っていたならば、ドハマりしていた可能性も低くはないハズ。……が、初老の入り口が見えてきた私にとっては「半年間は準備期間が欲しいラーメン」でもあった。
現時点では「ハマった!」とは言えないし、そもそも私には重すぎてハマるにはハードルが高い家系ラーメンであるが、それでも良さはわかった気がする。そのうちメチャメチャ気合いを入れて有名な家系ラーメンを食べてみるつもりだ。とりあえず半年後くれ。
参考リンク:横浜家系ラーメン「壱角家」
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
P.K.サンジュン









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