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【激安弁当】この中身で300円台はコスパが異常! もはや絶滅危惧種だから全力で紹介したい / 東京・神保町

2023年3月6日

値上げ、値上げ、また値上げ……。今の日本において、激安弁当はもはや絶滅危惧種である。ジュゴンやイリオモテヤマネコと同じようなもの──と言ったら言い過ぎかもしれないが、とにかく守りたい! 消えつつある激安弁当を!!

というわけで、今回は私が愛する激安弁当を紹介したい。価格は1つ390円(税込)。いい意味で、値段とクオリティが全然釣り合ってない。食べながら申し訳なさを感じるのは私だけではないだろう。

お店の名前は「福亭」。中華系のお弁当を販売するお店で、神保町と神田に店舗がある。私がよく行くのは神保町の方だ。


なお、道路を挟んで斜め前にはいつも行列が出来ているうどん屋・丸香。靖国通りから向かう場合は、「丸香がある通りのちょい先」と言った方が分かりやすいかもしれない。


・手作り感がすごい

福亭の店舗自体はお世辞にも大きくない。ただ、全体的に手作り感が溢れまくっている。そう、手作り感。福亭のお弁当の特徴はなんといっても手作り感である。


実際のところ、コンビニや弁当チェーンにも300円台のお弁当はある。しかし、手作り感においては福亭の圧勝。勝負にならない……というか不思議なのだ。

300円台でこれほどの手作り感を出せることが。「手作りだからに決まってるだろ!」と言われそうだが、そうすると1つ390円では厳しいはず。一体どうしているのだろう?

テナント料を極力安くして価格を抑えているくらいしか私には思い浮かばないが、とにかく企業努力がすごい。たとえば白米。


安いお弁当はお米がイマイチなことが多いが、ここはしっかりと美味しい。もちろん、おかずも文句なし。

あと、ボリュームだって390円のレベルじゃない。試しに私が買った『なす炒め弁当』をスケールに載せてみると、容器込みで512g。全部食べ終わったあとに容器だけ載せたら46gだったから、中身は466gってことになる。


ちなみに、お弁当のご飯はプラス50円で大盛りにすることが可能。やってみると、白米のパックが1つ追加で付いてくる。


これが50円!



大盛りにしても500円以下だと!?



・複雑な気持ち

正直なところ、私の中には「値上げしてもらっても全然OKです」という気持ちがある。だが一方で、「390円でずっと続けて欲しい」とも思っている。

このあたりは読者によっても意見が割れるだろうが、「福亭のお弁当はコスパがすごい」という点は多くの人が同意してくれるはず。お近くに立ち寄った際は是非! 1つと言わず、美味しく食べられるだけどうぞ!!

・今回ご紹介したお店の詳細データ

店名 福亭 神保町店
住所 東京都千代田区神田神保町1-24-5
時間 8:00~15:00
休日 土・日曜日

参考リンク:福亭
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼基本的に中華系のラインナップだが、生姜焼き弁当やサバ弁当もある。どれも390円。詳しくは公式サイト

▼鮭と唐揚げの弁当もあった

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