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【2023年福袋】修羅の地と化した「焼肉きんぐ」の福袋! 赤身肉に囲まれて当日を振り返る

2023年1月2日

かつては「知っている人は知っている」というくらいの存在だったのに、いつのまにか競争が激化し、レアものになってしまう福袋がある。「焼肉きんぐ」もそうだ。

今回は12月中にネットで事前予約を受付。ところが、アクセス集中により一時中断に至る。その後、改めて再開したものの多くの店舗でほどなく完売してしまった。

2023年1月2日からは先着順の店頭販売分もあったのだが、家族や親族が集まる正月。焼肉屋や寿司屋が大繁盛であることはご想像のとおり。その結果、店舗がどうなったかと言うと……


・修羅の地と化した「焼肉きんぐ」

普通に食事にくる人、予約分の福袋を引き換えにくる人、当日販売分の福袋を求める人で、はっきり言って店頭はカオスであった。

店舗によるかもしれないが、インターネット予約をして来店(食事)する人も多いゆえに、同店には順序の決まった「待機列」のようなものができにくい。

レジ周辺には人があふれ、列もあってないようなもの。当日販売分は、当初発表(1人5セットまで)を1人1セット限定に変更して備えていたが、それでも準備数は多くなく、一瞬で完売してしまった。

まさに戦場。店舗は正月らしからぬ殺伐とした空気に包まれていた。裏を返せば「それほど人気の福袋」ということになるが、その内容は以下のとおり!

焼肉きんぐの福袋(税込3000円)

・「焼肉きんぐ」で使えるクーポン券4000円分(500円分 × 8枚)
・ほりにし 焼肉きんぐオリジナルパッケージ
・オリジナル肉柄クッション(20cm × 20cm)
・オリジナル肉柄保冷剤
・オリジナルフリーザーバッグ10枚

まずはクーポン券4000円分(500円分 × 8枚)。会計税込3000円ごとに1枚利用でき、金券よりも割引券に近い性質のもの。福袋を3000円で購入して4000円分の割引券だから、使いこなせばかなり得!

有効期限の異なる2種類が入っており、①2023年1月10日~2023年3月31日、②2023年4月1日~2023年6月30日となっている。

合計金額は昨年と同じだが、昨年は「会計税込5000円ごとに1枚使える1000円引きクーポン × 4枚」だったので若干の変更あり。

今回の変更は「使用金額の少ない1人客に有利」かもしれない。たとえば「きんぐコース」を1人で利用する(税込3278円)とき、昨年なら「1枚も使えねぇぇぇ!」となるところ、今年なら使える。

一方で「58品コース」2人分(税込5896円)のとき、昨年だったら1000円引きのところ、今年は500円引きとなる。

合算して大きい金額で払う人には、単純に割引率の高い昨年のほうが重宝するだろう。人によって「改善」「改悪」両方ありそう。

「ほりにし 焼肉きんぐオリジナルパッケージ」は、話題のアウトドアスパイス「ほりにし」の現物! 店舗でも定番メニューとなっている。筆者は毎回必ず食べる。

続いてオリジナルグッズ各種。サシの入った肉を表現した「オリジナル肉柄クッション」(20cm × 20cm)と


「オリジナル肉柄保冷剤」。常温の保冷剤はぷよぷよと弾力があり、手のひらサイズも相まって、より生肉を感じられる。


そして「オリジナルフリーザーバッグ」10枚入り。


クッション、保冷剤は昨年のブランケットとおそろいの「肉柄」だ! なんだよ「肉柄」って!!


個人的には、非常~に、非常~~~にいいです。各社の福袋を毎年買っていると、用途のかぶるトートバッグばかりが何枚も集まったり、統一感のないバラバラの食器が手元に残ったりする。

常々「何年か続けて集めることでコレクションが出来上がるような、シリーズものにしてくれればいいのになぁ」と思っていた。焼肉きんぐが、それを実現してくれている!


・販売方法には整理が必要か

内容には満足。来年の「肉柄」グッズにも期待が高まる。ただし販売方法には整理が必要か。

店頭で「普通に食事したい人」と「福袋目当ての人」が入り乱れる現状は、店側にとっても来店客にとってもよくないと思う。聞くところによると、販売開始時刻の混乱もあった模様。

ありがちだが「人があふれてきたので予定よりも早く販売する」→「定刻にきた人が買えない」といった事態も懸念される。この人気の高まりを考慮すると、思いきって完全予約制にしてしまってもいいかもしれない。


参考リンク:焼肉きんぐ
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.

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