2022年のふるさと納税は12月31日まで! ふるさと納税が何なのかについては、ふるさと納税サイト『ふるなび』の「ふるさと納税とは」あたりを参照してもらうとして、駆け込みで寄付をしている人も多いのでは?
かくいう私も12月に入ってから「ハッ!」と思い出し、一気に寄付をしまくったところ、一気に返礼品が届きまくって冷凍庫がパンクしている今日この頃であるが、「これは失敗だった……」と思う品があったことも事実。
そこで、ふるさと納税の返礼品で「オススメのモノ」と「二度と頼まないモノ」を編集部内で聞き回ったたところ、なんと満場一致で「失敗しやすいモノ」が判明! どんな返礼品がヤバイのか? 経験者は語る……。
・いきなり結果発表
まず最初に、いきなり答えを発表してしまおう。満場一致で「失敗しやすいモノ」に選ばれてしまったのは……『量重視の肉』だった! “コスパ最強!” や “ドドンと●kg!” 等と宣伝している肉には要注意。
・当編集部のふるさと納税利用率
とある調査によると、ふるさと納税の利用率は日本全体では12.45%との結果が出ているらしいのだが、当編集部のミーティング中に「ふるさと納税やってる人〜?」と募ったところ、手を挙げたのは私(GO羽鳥)を含め3人。
その時のミーティングには14人ほどが参加していたので、当編集部では約21%が利用している計算。全国平均よりも高い水準と言えるだろう。
ちなみに利用者3人の内訳は、ふるさと納税歴2年の私、4年のYoshio、そして11年の大ベテラン・かわらの の3人である。それでは各自の「オススメのモノ」と「二度と頼まないモノ」を聞いてもらおう。
・ふるさと納税歴2年:GO羽鳥の場合
◎オススメのモノ「すき焼き用の牛肉」
ふるさと納税自体は去年からやり始めて様々な返礼品をもらい、アタリもあればハズレもあったが、総合的に「ハズレなし」と思ったのが冷凍の『すき焼き用の牛肉』である。
「牛薄切りスライス●kgセット」とかではなく、しっかりとしたブランド牛の「すき焼き用の肉」は本当に(今のところ)ハズレがない。来年は他のモノには目をくれず、「(高級志向な)すき焼き用の牛肉」に100%全振りしようと思っている。
×2度と頼まないモノ「大容量の味付けハラミ肉」
さまざまな失敗から学んだ私は、今年のふるさと納税、「99%は肉」を頼んだ。すき焼き用の牛肉はもちろん、しゃぶしゃぶ用の豚肉、焼き肉用の牛肉セットまで。
その中でも最悪だったのが「味付けハラミ肉」である。しかも大量。なんというか「イマイチなレトルトカレーに入ってる肉」なのだ。再料理してなんとか美味しくいただいたが、もう「大量系の肉」は頼まない。
・ふるさと納税歴4年:Yoshioの場合
◎オススメのモノ「シャインマスカット」
鉄板中の鉄板、シャインマスカット。今までにハズレた記憶もなく、家族全員で食べられるので最高オブ最高。
◎オススメのモノ「定期便のお米」
毎年欠かせない定期便のお米。コメは重いから毎月、宅急便で届くのは非常にありがたい。しかもどの地域も一定のクオリティー!
◎オススメのモノ「訳ありの冷凍干物」
ジューシーで最高の返礼品。冷凍で届くのだけど、食べる時は、冷凍のままオーブンで加熱して食べることできるから手間がかからない。
ただ、ポリ袋にドサっと冷凍干物が入って送られてくるので、1枚1枚剥がして、ラップして冷凍するのがちょっと面倒。とはいえ手間がかかるからこそコスパ最強を実現していると思えば全く苦になりません! いつもありがとうございます!
◎オススメのモノ「しらす」
しらすは毎日朝食に大根おろしにのっけて食べているのだけど、しらすの返礼品はほぼ間違いなし! 冷凍もできる上、毎日使う分はレンチンで解凍もできるし、ペペロンチーノを作る際、しらすを入れてカルシウムチャージできるので最高。
×2度と頼まないモノ「大容量系の牛肉」
「牛肉で大容量!&コスパ最強系」をうたう牛肉系の返礼品はもう頼みません。ハラミやタン塩などいくつか頼んだことあるのだけど、とにかく肉が硬かったり、スジが入っていたりで大量がゆえに処理に困り、結局、チンジャオロースのように肉を千切りにして全てを消化しました。
・ふるさと納税歴10年:かわらの の場合
◎オススメのモノ「定期便のお米」「冷凍の馬刺し」「殻付き生牡蠣」
2012年から11年間いろいろ頼んできて、今は「定期便のお米」「冷凍の馬刺し」が続いている。
いつ配達されるか直前までわからないことが多く、いきなり届いても日持ちするのがポイント。お米は重い思いをして持って帰らなくて済むのも助かる。
例外は「殻付き生牡蠣」。届いたら蒸したりしてせっせと消費することになるが、自宅でkg単位の牡蠣を楽しめるのは非常に良い。
×2度と頼まないモノ「賞味期限が短いモノ」「量重視のモノ」
頼まなくなった1つは「賞味期限が短いモノ」。代表例は冷蔵の海鮮系。買いだめしたあとに届くのがわかったときの妻のため息が全てを物語っている。
それと「量重視のモノ」も、質がどうしても気になることが多く頼まなくなった。主に肉類。正直なところ、質も説明や口コミでもわからないが、その自治体が産地で、生産者のことも調べれば、大はずれを引く事はほとんどない。
──以上、話をまとめると『量重視の肉』が満場一致で低評価。逆に『定期便のお米』は、経験豊かな中・上級者がオススメしているので安心できる返礼品といえるだろう。今後の参考にしていただければ幸いである。
参考リンク:ふるなび、PR Times
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24