ここ数年、多くのスタバファンを絶望の淵に突き落とし続けている福袋抽選。当編集部の調べによると2023年スタバ福袋の当選確率は約11%なので、今年も結構な数の人が涙を飲んだことになる。
それに比べて、比較的イージーに手に入るのがタリーズの福袋(HAPPY BAG)だ。入手難易度を考えたらスタバの方が圧倒的に良いグッズが入ってそうなイメージがあるが、実はそうでもない。特に今年のタリーズ(6600円福袋)はマジで良いぞ!
・こんなのが欲しかった!
タリーズが店頭で発売する3種の福袋のうち、スタバ福袋の価格(7800円)にもっとも近いのが6600円福袋である。ゆえに毎年内容を比較されがちであるが、今年はタリーズの圧勝ではないだろうか。
まぁ、私がスタバ福袋の抽選に落ちたからそう思う部分があることは否定しないものの、タリーズから送ってもらった6600円福袋を開封した瞬間「来たコレ!」と声が出たのは紛れもない事実。それほど今年は “開封の儀” で興奮した。
なぜなら……
ステンレスコーヒーサーバーが入ってたから!
魔法瓶のコーヒーサーバーで容量は635ml。このサーバーに朝コーヒーを落としておけば、ポカポカあるいはキンキンのコーヒーをいつでも飲めるのだ。自宅で仕事することが多い私にとっては救世主でしかない。
というか、私だけでなくテレワーク勢からニーズが高いコーヒーサーバーだろう。タリーズめ、社会状況を読んで狙ってきたな。
ただ、グッズの数で言えば、去年の6600円福袋はメインがキルティングマットとステンレスタンブラーの2つだったのに対して、今年2023年版はコーヒーサーバーの1つだけ。
加えて、コーヒー豆の容量も去年が1袋150gだったのに対して、今年は1袋140gと減っている。
また、バッグは去年2022年版がポリエステル生地だったのに対して、今年2023年版は布製生地が復活。このあたりは個人的には嬉しい変化だったのだが、いかがだろうか。
まぁ、結局のところ「好みによる」という点に尽きるのだが、恐らく誰もが嬉しいのは……
コーヒーチケットの枚数は8枚と変わらないこと。今の社会的状況を考えたらコーヒーチケットが減ってもまったく不思議ではないし、なんなら福袋の価格が上がってもおかしくはない。
そのなかで、コーヒーチケットの枚数も福袋の価格も昨年と同じラインを維持するというのは簡単ではないはず。参考までにお伝えしておくと、スタバが2022年の年始に発売した福袋のコーヒーチケットは6枚。
あと数日後に発売されるスタバ福袋2023の中身がどうなっているのかは現時点で分からないが、例年の流れを考えると恐らくタリーズの6600円福袋の方がスタバ福袋よりコーヒーチケットが多いはず。
もちろん、スタバとタリーズではコーヒーチケットの利用条件が異なるだろうから一概にどっちがお得かは言えないが、少なくとも枚数に関してはタリーズの方が多いような気がする。
にもかかわらず、タリーズの6600円福袋の方がスタバ福袋より1200円も安いという事実。これはちょっとした奇跡……と言ったらさすがに大げさかもしれないが、少なくともコーヒー系福袋の中でタリーズの6600円福袋は穴場的存在かと思う。
まぁ、「私は過激なスタバ派だからタリーズなんて絶対に行かない」って人にはオススメしないが、そうじゃなければ満足度が比較的高いのではないだろうか。特に、ステンレスコーヒーサーバーを見て「まさにこんなのが欲しかった」となった人はぜひ!
なお、タリーズの6600円福袋も例のごとく数量限定で売り切れたら終了。予約してない人は早めに店頭へどうぞ。
参考リンク:タリーズコーヒー「2023 HAPPY BAG」
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
▼こちらがステンレスコーヒーサーバー
▼容量は635mlで、蓋の部分は取り外して洗える。
▼さっそく使ってみたけど良い!
▼牛乳等は入れられないようだからご注意を!
▼コーヒーチケットの利用条件。先に公開した1万円タイプと同じく、店内飲食なら517円までのドリンクと交換可で、テイクアウトなら507円まで
▼そしてこちらが、毎年恒例のシングルサーブ(4袋入り)
▼コーヒー豆は「ブラジル ファゼンダ バウ RB&YB」と「コロンビア トリマ」。どちらも粉で140g
▼バッグの中はこんな感じ。ドリンクホルダーやポケットがある
▼タリーズの6600円福袋だ