ロケットニュース24

ゲームの世界を紹介する「るるぶ」が出た! 原神の舞台・テイワットの魅力がたっぷり詰まった観光ガイド

2022年12月21日

広大な世界・テイワットを自由気ままに冒険できるゲーム、「原神」。

細部まで作り込まれたマップには、美しい景色がたくさん存在している。ストーリーを進めている途中でも、あまりの綺麗さに足を止めて見入ってしまうこともしばしばだ。

あ~、ここ絶対映えスポットじゃん……もしテイワットの観光ガイドがあったら絶対楽しいのにな~、などと思いながら冒険していたのだが……

なんと先日、本当にテイワットの観光ガイドが発売されてしまった。しかもコラボ相手はあの「るるぶ」である。

るるぶ!? るるぶってあのるるぶ!?!? ガチの観光ガイドじゃん……! さっそく購入して読んでみた!


・るるぶ原神

「原神」と「るるぶ」がコラボした「るるぶ原神」は、2022年12月16日に発売された。価格は税込1375円。

エヴァンゲリオンの舞台のモデルとなった実在の地を紹介する るるぶはこれまでにもあったけれど、架空の世界そのものを紹介する るるぶは本誌が初なんだとか。

表紙や付録のシールには描き下ろしのイラストが使用されている。表紙を担当したのは藤ちょこ先生、シールを担当したのは茶々ごま先生だ。ほ、本文まだ始まってないのに既に豪華すぎる……!


ページを開くと、原神をプレイしている先輩に原神の魅力やおすすめの観光ルートを聞くインタビューが掲載されていた。GLAYのHISASHIさんも旅人(原神のプレイヤーのこと)だったのか……!

移動に便利な能力を持つキャラクターやフィールドで流れるBGMなど、大変参考になる情報がたっぷりと詰まっている。

登場キャラクターの声を担当されている植田佳奈さん・村瀬歩さん・木村良平さんおすすめのテイワットの巡り方も掲載されているぞ。

どの巡り方もゲームをプレイした時に、つい真似したくなってしまうこと間違いなしだ。経験豊富な人からの情報はやっぱり参考になるなぁ。

テイワット全体の紹介ページが終わると、エリアごとの詳細な紹介に入る。本誌では、モンド・璃月・稲妻の三国が取り上げられているぞ。


名所はもちろん……


フォトジェニックスポットや……


グルメまで網羅されている。冒険中に何度も目にしてきた場所や食事も、大きいサイズの画像でじっくりと見てみると細かい描写を確認できてついつい見入ってしまう。

「ブドウの香りが漂う」「水面を撫でる優しい風を感じながら心地よいひと時を過ごそう」など、まるで実際にその場所に行ってきたかのような紹介文も必見だ。編集者さんの本気度が見て取れる。



・テイワットの魅力を再発見

せっかくなので、モデルコースを参考に実際にテイワットを巡ってみた。

これまでは素材集めやミッションをクリアするためにテイワットを走り回ることが多かった筆者だったが、観光しよう! という気持ちでゆっくりと歩いてみると、それまでは目に入らなかった気になる場所がいくつも見つかった。


まずい、写真撮影の手が止まらない……! ただでさえ時間泥棒な原神なのに、このままではますます時間を吸い取られてしまう気がする。

それぞれの国のモデルコースは、テイワット各所に散らばるスポットを順番に巡れるように設定されている。

原神には目的の場所に一気にワープすることができる「ワープポイント」というものが存在しているが、あえてそれを使わずに自分の足でこれらのスポットを巡ってみると、道中のあちこちで今まで知らなかった景色と出会うことができた。

こんなに素敵な景色も見落としてしまっていたなんて……私、これまでかなり勿体ない楽しみ方をしてきちゃったんだな。多分テイワットの魅力を10分の1も分かってないんじゃないか……?

るるぶ原神のおかげで、これからはもっともっと旅を楽しんでいけそうだ。

テイワットの情報が所狭しと並んでいる るるぶ原神は現実世界の観光ガイドと同じように、皆さんを原神の世界へ連れて行ってくれること間違いなしだ。

まだ手に入れていない旅人さんはもちろん、原神に少しでも興味がある方にも声を大にしておすすめしたい1冊だった。

参考リンク:JTBパブリッシング
執筆:うどん粉
ScreenShot:原神(iOS)、© COGNOSPHERE
Photo:RocketNews24.

▼各国の基本情報もバッチリ網羅

▼宿泊やお土産の紹介も。本当にテイワットにいるような気分にさせてくれる

▼「モラミート」「団子牛乳」など、ゲーム内に登場する食事を味わえるレシピも掲載されているぞ!

モバイルバージョンを終了