本日12月12日は「漢字の日」である! これは日本漢字能力検定協会が1995年に制定したもので「1212(いい字1字)」の語呂合わせが由来らしい。ちなみに京都の清水寺で「今年の漢字」が発表されるのも今日なんだよ!!
そこで今回は「絶対に読めねえ……!」と混乱すること必至の『難読地名クイズ ~茨城県編~』をお届けしたい。全部読めたら単なる茨城県民! 他県の人には読めないっぺ?
・絶対に読めない
そもそも「固有名詞」は読み方が難しいものが多い。特に地名は古来に名付けられた名称がそのまま使用されているケースが珍しくなく、今となっては「はて……?」と戸惑うものが少なからず存在する。
それでも幼い頃から慣れ親しんでいると、あたり前に読めてしまうのが難読地名の素晴らしいところ。きっとあなたにとっては常識でも、よそから見れば「なんて読むの?」という地名が1つや2つはあるハズだ。
さて、今回出題するのはネット上で「読めるはずがない」とたびたび話題になる茨城県の地名である。この記事では10個の難読地名をお届けするが、私(P.K.サンジュン)は10問中1問しか読めなかった。さあ、あなたはいくつ読めるのか? それでは行くぞォォオオオ!
行方
常名
行里川
久地楽
大角豆
月出里
随分附
手子生
七五三場
木葉下
ほらね、全然読めないっぺ? それでもどうにか脳みそをフル回転させて、何とか答えに辿り着いて欲しい! 気になる正しい読み方は2ページ目で発表だ!!
参考リンク:今日は何の日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
【クイズ】読めないっぺ? 茨城県の『難読地名』10連発! 本日12月12日は「漢字の日」(2ページ目)
・正解発表!
おそらくではあるが、茨城県民以外に「すらすら読めた」という人はいないハズ。むしろ驚くのは正解を知った瞬間である! それでは以下で『難読地名クイズ ~茨城県編~』の正解をご覧いただこう!!
行方(なめがた) 行方市
常名(ひたな) 土浦市
行里川(なめりかわ) 石岡市
久地楽(くじら) 筑西市
大角豆(ささぎ) つくば市
月出里(すだち) 稲敷市
随分附(なむさんづけ) 笠間市
手子生(てごまる) つくば市
七五三場(しめば) 結城市
木葉下(あぼっけ) 水戸市
というか、読めなさすぎ! 100年経っても正解できる気がしねえ!! 漢字でありながら もはや漢字にあらず──。これをスラスラ読んでる茨城県民、マジですごいっス!
・茨城県に難読地名多すぎ問題
それにしても、なぜここまで難読地名が多いのか? 実際のところはわかりかねるものの、かつて隆盛を誇った「奥州藤原氏」と「源家」の間に現在の茨城県は位置している。その時代の名残りがあるとか……?
また、それとは全く違う説を茨城県民の知人が以下のように教えてくれた。
「もしかしたらですけど、地名を聞かれた人があまりに訛り過ぎてたせいとか……? 2度3度聞き返したけど結局分からなくて、これ以上聞き返せなくなった人が当て字を付けたとかですかねぇ?
特に水戸方面はホントに訛ってて、私でも何言ってるか本当に分からない時ありますから……。電話とかも聞き取れなくて苦労したことが何回もあります。「い」と「え」が逆転しちゃったりするんですよ。茨城県北民はバイリンガルだと思ってますから」
知人いわく「訛りが関係しているのでは?」とのことだったが、果たしてどうなのだろうか? 1つだけ確かなのは「茨城県には普通には読めない難読地名が多く存在する」ということだけである。
とにもかくにも、マジで読めなさすぎの茨城県の難読地名。もし「〇〇県の地名もスゴイよ!」という情報をお持ちの方がいたら、ぜひ「リクエストフォーム」からお知らせいただきたい。ド肝を抜かれるヤツ、待ってるぜ!
【追記】2022年12月12日14時30分
当初、大角豆を「ささげ」と表記しておりましたが、正しくは大角豆(ささぎ)になります。「ささげ」と読むのは豆の方です。失礼しました!
参考リンク:今日は何の日
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.