本記事の内容は「仕事をぶん投げたことに対する言い訳」と言えるかもしれない。その批判は甘んじて受けよう。ただ、私に言わせれば「事故」である。
──以前の記事とまったく同じ書き出しではじめてしまったが、今回もまた仕方がないのだ。これはもはや不可抗力。以下を読めば、あなたも納得してくれるのではないか。
最初に言っておくと、私の近所にあるドトールはよくある店舗とちょっと違う。詳しくは過去の記事をご確認いただきたいのだが、要はドトールの高級版で、価格からして普通のドトールよりお高め。
コーヒー1杯550円で、カフェ・オ・レは600円だ。メニューにはパスタやオムライス、カレーなどもあるから、ファミレスに近いと言った方が分かりやすいかもしれない。
そして、店舗自体が結構レア。公式サイトを見ると、2022年9月6日時点で全国に20店舗もない。
そのうちの1つが近所にあるのだから、当然ながら私は通った。ケーキやサンドイッチはもちろん、『焼きハヤシライスプレート』といったオシャレなメニューも食った。
しかしながら、現在のところ高級版ドトールのメニュー全制覇計画は完全に頓挫している。なぜなら、私の前に強敵が現れたからだ。その名は……
オートミールパンケーキ プレート
……これが強い。オートミールだから普通のパンケーキと比べて食感が若干モサっとしているのだが、それでもしっかりパンケーキしている。というか、何度か食べるとオートミール特有の食感がクセになる。
シロップにからめてパンケーキをコーヒーで流し込めば、ただただ至福である。さらに、付け合せのウィンナーはパリパリで、ベーコンはカリカリ。
欠点を挙げるならばお値段的に結構する(プレートのみ1000円 / ドリンク付き1385円)という点だが、こちらの店舗自体がドトールの高級版だけあり全般的に結構お高め。
「どうせ他のメニューも高いのだから」という気持ちもまた、私のメニュー全制覇計画を阻んだ一因だ。
なお、私がこの店舗のスパゲッティやオムライスをいくつか食べて思ったのは、「決してマズイわけじゃないけど全般的に普通かな」ってこと。価格を考えれば、「う〜ん」という感じ。
同時に、「ドトールはやはりコーヒーチェーンなので、コーヒーに合うものが美味いのでは?」と考え、それっぽいメニューを当たったところ、オートミールパンケーキプレートという隠れエースと巡り合ったのだ。
・普通のパンケーキも美味い
ちなみに、同店には普通のパンケーキもあり、当編集部の佐藤は絶賛している。私も食べたことがあるが、たしかにこれは美味い。
ってことはだ。パンケーキに関して、ドトールは他のチェーンが真似できないスキルを持っているのだろうか? あるいは、当サイトの記者がパンケーキという食べ物を好きすぎるのだろうか?
はっきりしたことはよく分からないが、同店のパンケーキに結構な投資をした私としては前者であると信じている。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ドトール珈琲店 本郷三丁目店
住所 東京都文京区本郷2-40-17
時間 8:00~21:00(L.O.20:30)
参考リンク:ドトール珈琲農園
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.