食べもしないで決めつけるのは良くないと思っている。原材料だけを見て判断するのも良くないと思っている。実際に食べて判断したい。経験こそすべて。それが私のモットーだ。
ということで今回は100円ショップ「Can Do(キャンドゥ)」で買った『おいしいそば』を厳正にジャッジ。製造メーカーは茨城県の「麺のスナオシ」。連載初の茨城県! はたしてどんな蕎麦なのか? ワクワクワク!
パッケージ裏には、「私見ですが」と前置きしつつも、美味い蕎麦を作るコツが書かれている。それによると、まずは「蕎麦は茹ですぎない」。続いて「茹で上げ後はすぐ食べる」。この2点を守ればOKとのことだ。よ〜し!
デカい鍋にたっぷりの湯を沸かし、
約5分茹でて……
ハイ完成。
して、そのお味は──
うううう……。正直に書く。『おいしいそば』、おいしくない(泣) 蕎麦の味、まったくしない。小麦粉の味というか、これは「すいとん」かも的な……。後味ベチョベチョで、なんだか泣きたくなってきた……。
「家そば」か「外そば」かで言えば圧倒的家。微動だにしないくらいの家。それも悲しくなる家である。カップそばの『どん兵衛』や『緑のたぬき』の方が、まだ蕎麦に近いのではないかってくらい。経験として、どうぞ。
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
★現在までのベスト5★
【第1位】はくばく(霧しな)『元祖乱れづくり 木曽路御岳そば』
【第2位】成城石井オリジナル(新得物産)『挽きぐるみそば』
【第3位】信州戸隠そば株式会社『信州本十割そば』
【第4位】柄木田製粉『信州 七割更科そば』
【第5位】本田商店『出雲そば』
【惜しくも選外になった蕎麦たち】
■おびなた『蕎麦通の更科八割』
■おびなた『戸隠そば』
■高尾製粉製麺『麺の彩宴 播州そば』
■トップバリュ(黄色)『香りとのどごし そば』
■信州戸隠そば株式会社『信州戸隠そば』
■住岡食品『こだわりの麺々 蕎麦』
■滝沢食品『滝沢更科 十割そば』
■7プレミアム(藤原製麺)『2種類のそば粉をブレンドしたそば』
■紀ノ国屋オリジナル(東亜食品工業)『御そば(おそば)』
■小川製麺所『山形のとびきりそば』
■ライフプレミアム『信州戸隠 二八そば』
■山本かじの『十割そば本舗 国産の十割そば』
■岡本製麺『阿波名産 祖谷十割そば 石臼挽き』
■信州ほしの『信州田舎そば 小諸七兵衛』
■信州ほしの『信州そば SOBA』
■麺のスナオシ『おいしいそば』