ロケットニュース24

【ポテ通】めずらしく「清潔かつ、ちゃんとしている」と評判のポテト屋さんに行ってみたら、プロフェッショナルすぎてビックリした / カンバ通信:第184回

2022年7月15日

ジャンボ! ポテトジャーナリストのチャオスだよ。ということで今回は久しぶりのポテリング。ナイロビにあるポテト屋さんの中では、非常に珍しく「清潔」かつ「ちゃんとしている」と評判の個人店に行ってみた。

まず店に入ろうとすると、店の中から「ハイ、手を洗って〜」と声がした。オレだけにではなく、来る客みんなに「手を洗って〜」とお願いしているようす。それに従い、店頭に置いてあるポリタンクで手を洗ってから入店。すると……

店主の男はマスクをしていなかった……。


──が、そこは店の方針なので文句は言えないし、事実、店の中は非常に非常に綺麗だった。これまで行ってきた店の中ではダントツにピッカピカ。この店主、相当な綺麗好きのようだ。なのでマスクなしでも、あまり気にはならなかった。


フライヤーの前に立つ店主は、2つのザルを器用に操りながらポテトを揚げていた。1つのザルの中には、そこそこ揚がった状態のポテトが。そして、もう1つのザルの中に、注文分のポテトを入れて仕上げの揚げ……みたいなスタイルのようだ。


私は、一応聞いてみた。「もしもポテトが余ったら、翌日に売ったりもするのかい?」と。それに対する店主の答えは……


「ウチはオーダーのたびに揚げているので、ポテトが残ることはほぼない。それでも、もしも余ることがあれば持ち帰って家族で食べる。前日のポテトを出すなんてことは、ウチではありえないよ」。


なんとも志の高いプロフェッショナルな解答。もちろんポテトは激ウマで、お腹を壊すこともなかった。価格は150kes(約150円)と少し高いが、このクオリティと清潔感なら納得だ。安全は、金で買うのがケニア流。クワヘリ。


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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