ロケットニュース24

コストコで「1万円コーディネイト」したら……あれ? こんなハズじゃなかったんだが……

2022年3月27日

アメリカ発祥の会員制スーパー、コストコ。私、P.K.サンジュンは月1ペースでコストコに足を運んでいるが、これまで手を出して来なかったジャンルがある。ズバリ「衣料品コーナー」だ。

娘が着る子供服は定期的に購入しているものの、自分が着る用の服はこれまで1度も買ったことが無い……のだが。ひょんなことからコストコで「1万円コーディネイト」を試してみたところ、あれ……こんなハズじゃなかったのに……。

・ノリで1万円コーディネート

記者が自分の感性を信じて自らファッションコーディネートを行う当サイトの名物企画、それが「1万円コーディネート」である。これまで「ユニクロ」や「GU」など、様々なブランドで1万円コーディネートを実施してきた。

コストコが衣料品を扱っていることは当然存じており、モノによっては評判もいいと聞く。だがこれまで私は「アメリカンサイズとかちょっと面倒くさい」という理由で、コストコの衣料品には手を出して来なかった。

ところが、つい先日コストコに出かけた際、同行したYoshioが「コストコで1万円コーディネイトいいじゃん!」と軽いノリで提案してきた。ぶっちゃけ乗り気ではなかったのだが、こういう機会でもないと、私がコストコの服飾類に手を出すこともないだろう。

・カークランド縛り

で、基本的には「1万円以内で全身をコーディネートする」というシンプルな内容なのだが、今回は1点だけルールを追加した。それは「コストコのオリジナルブランド縛り」ということ。つまりコストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」だけでコーディネートするというワケである。

例えば、コストコの衣料品コーナーでは「プーマ」や「アディダス」などの商品も取り扱われているが、それに手を出したら「コストコらしい」とは言えまい。純度100%のコストコファッションを目指したのだが、これが後々我々の首を絞めることになる。

・狭すぎるコーディネート

というわけで、いざ1万円コーディネート開始! だだっ広い衣料品コーナーではあるが「成人男性向け」となると品数はそれなりに絞られてくる。また「カークランド限定」にしたことによって、むしろ選べる商品がほぼない! え、この中から選ぶんですか……?

それでも何とかコーディネートした結果、1万円どころか5000円にも達しなかった。なので今回は「サンジュンセレクション」と「Yoshioセレクション」の2パターンをお届けしたい。まずはサンジュンセレクションはというと……



運送業?


要するにスウェットのパンツとポロシャツの組み合わせであるが、逆にこれくらいしか選択肢が無かった。価格はスウェットが2498円、ポロシャツが1698円で、スウェットに刻まれた「Kirkland」の文字が神々しい。で、お次の「Yoshioセレクション」は……



ベンチャー企業?


こちらはジーンズとYシャツの組み合わせで、価格はカスタムフィットジーンズが2098円、メンズスポーツシャツも2098円であった。まあ、なんてことのない無難なファッションではあるが、こちらも「これくらいしか組み合わせようがなかった」とご理解いただければ幸いだ。

・カークランド縛りは危険

今回わかったことは「カークランドシグネチャー縛りのコーディネートはメチャメチャ難しい」ということ。やってやれないことはないものの、やはり無難なファッションに落ち着きがちになってしまうだろう。

逆に言えばシンプルかつ基本的なコーディネートだけなら、コストコでも十分に可能ではある。センスうんぬんの前に品数が圧倒的に少ないことは否めないが、価格的にも割高な印象は受けなかった。

当初は「それなりに見栄えがするハズ」と思っていたが、私の天性のダサさを差し引いても、もうちょっと何とかなった……と今でも思う。仮にコストコでファッションコーディネートをされる際は「カークランド縛り」はせず、他ブランドの商品も活用することをオススメしたい。

参考リンク:コストコ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

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