マグロ、サーモン、かつお、ぶり! 色んなとろが集まっているスシローのキャンペーン「とろトロ大市」が2022年1月19日から2月6日の期間で開催される。こんなのウマイに決まってるだろ。速攻行くわ。
というわけで、1月19日のオープン時間前からスシローに並んで11時ちょうどに入店した。並んでるのは私(中澤)だけだったことはさて置き、ワクワクが止まらない。早く……一刻も早くとろトロ大市を食べなければ! だがしかし、初日に行ったら後悔したでござる。
・とろ祭り
後悔したと言っても、キャンペーンの内容にガッカリしたわけではない。「特ネタ中トロ(税抜き150円、都市型店舗は税抜き120円、以下都市型店舗は全て20円プラス)」や旬の「ぶりとろ(税抜き150円)」は安定のトロトロ具合だし……
大とろ生キングサーモン(税抜き300円)なんてシャリが隠れるくらい身が分厚いのに、口の中で溶けるような滑らかさだ。少し高めだが2貫乗ってるし、コスパは決して悪くない皿と言える。そんな安定の味の中でも、特にコスパの良さを感じたのは以下の3皿。
・1本釣りとろかつお(税抜き100円)
かつおのとろってあまり見かけた覚えがないので、普段のスシローのかつおと何が違うのか疑問だったのだが、これがちゃんととろしてる。柔らかく口当たりの良いとろけ方は、とろトロ大市のメニューとして立派に役割をこなしていた。100円皿であることも強い。
・サーモンとろタク巻き(税抜き100円)
とろけるサーモンとたくあんの組み合わせはベタながらも絶対スベらない安定感がある。とろトロ大市は100円皿が少ないのが玉に瑕だが、2皿ともちゃんとウマイことがこのキャンペーンの守備の固さを示しているように思う。
・とろ太刀魚天ぷらにぎり(税抜き150円)
何せ天ぷらがウマイ。衣が揚げたてのサクサクで中はふわっとした白身なので、塩で食べるとめちゃくちゃ合う。寿司である必要性は感じられないのだが、高コスパではあると思う。
──上記のように、とろトロ大市はむしろ期待通りのものを味わわせてくれたと言っていいだろう。ひょっとしたら、「とろける生本ずわい蟹(税抜き150円)」と「馬刺しねぎとろ(税抜き150円)」は見た目でガッカリする人がいるかもしれないが、これらも食べてみれば納得のとろけ具合を感じられるはずだ。
・公式サイトに載ってない情報
とは言え、スシローのキャンペーンにしてはどこかおとなしさを感じたことも事実。普通に高コスパなのだが攻めてないというか。そこで確認のためキャンペーンメニューを見てみたところ……え!? 聞いてないよ!?
1月28日から「ふぐづくし」が始まるなんて!
なんと、とろトロ大市のキャンペーンメニューに、公式サイトで告知されていない約1週間後のキャンペーンが記載されていたのである。しかも、1月28日からってことは……
とろトロ大市と期間がカブっている!!
スシローのキャンペーンは基本的に約2週間開催され、次のキャンペーンに以降するスタイルだ。しかし、ふぐづくしが始まるのは1週間後。つまり、1月28日からは2つのキャンペーンが重なる黄金週間となるのである!
・しかも……
ちなみに、ふぐづくしは2月3日までだが、2月4日から3日間は以前の記事でもお伝えした通り、特ネタ大とろが半額になる。すなわち! この3日間は「とろトロ大市+特ネタ大とろ半額」が重なることになるのだ!!
いつもならキャンペーンは終わりに向けてネタが売り切れて減っていく。そのため、最後までとろトロ大市のネタが全部あるわけではないと思うが、そのキャンペーンの黄昏をこんな方法でクリアするとは。ちくしょうめ! やりやがったなスシロー!! 来週も再来週も行かなきゃ!
【追記 2022年1月21日11:15】
当初2月4日から6日は3つのキャンペーンが重なると記載しておりましたが、『ふぐづくし』と『特ネタ大とろ半額』が入れ替わる形でしたので記事内容を修正しました。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼とろトロ大市のその他の寿司は以下。とろける炙りサーロイン(税抜き300円)
▼匠の一皿「店内蒸し特上うなぎ(税抜き530円)
▼びんとろ(税抜き150円)
▼とろ煮穴子(税抜き150円)