シュークリーム専門店「ビアードパパ」の福袋。当日テイクアウトして食べる分と、後日使えるクーポンがバランスよく入った内容だ。

実はクーポンもかなり消費者目線。福袋についてくるクーポンは「会計○円ごとに1枚」「1商品につき1枚」などと制限のついた、いわゆる割引券タイプも多いけれど、ビアードパパは違う。

有効期限は短めながら、金券と同じような扱いなのだ! ただし、今年はちょっと目減りしてしまった部分も……。詳細は以下である。


・ビアードパパの福袋(税込2500円)

福袋は税込2500円と税込3300円の2種類。特別割引券の枚数が違い、購入者が選ぶのではなく、店舗によって「どちらを販売しているか」が決まっている。

ここでは筆者が購入できた2500円バージョンをご紹介。セット内容は以下のとおりだ。


・パイシュークリーム(カスタード) × 3個
・贅沢いちごシュー × 3個
・特別割引券2000円分(500円 × 4枚)
・オリジナルトートバッグ × 1個


こちらは商品を入れてくれるトートバッグ。落ち着いたネイビーブルーで、去年より凝ったデザインになっていると思う! 背面は無地だ。


内ポケットあり。キャンバストートほどの耐久性はなさそうだけれど、小さくたたんで持ち歩ける。マチはちょうどシュークリームの紙箱が入る幅になっている。


そして当日分として、シュークリームがついてくる。


パイシュークリーム(カスタード)と贅沢いちごシューが3個ずつ。贅沢いちごシューは季節限定品だ。


この贅沢いちごシュー(写真右)、甘すぎず、ほんのり酸味のあるさっぱりした味わいで美味しい! 商品によっては甘みが強いものもあるが、これは大人の味!

生ものにつき、持ち帰った分の6個は当日中に食べよう。


そして肝心の特別割引券500円 × 4枚。昨年が同価格で5枚だったところ、1枚(500円分)減ってしまった。

有効期限も2022年1月6日~2022年2月28日と、昨年よりさらに短いので使い忘れに注意! 筆者が今年担当した福袋の中では、最短かもしれない。

クーポン減に、使用期間の短縮と、消費者にとっては少し残念なマイナーチェンジ。当日分のシュークリームがつくので、それでもまだまだ得なのだけれど、つい舞台裏を想像してしまう。


ただし「一回のお会計で複数枚ご利用いただけます」とあり、使い勝手は変わらず良好。

前述のとおり、福袋クーポンの中には「会計○円につき1枚」などの上限をもうけて、繰り返し来店してもらうためのサービス券として位置づけられているものも多い。商売だから当たり前なのだけれど、「結局そんなに行かない」とか「使い切れない」というパターンに陥りやすい。

その点、使用上限のない金券のようなクーポンは、消費者の使いやすさを重視していて好印象。

福袋の販売期間は2022年1月1日から1月5日までで、なくなり次第終了なので興味のある方は早めに店舗へ!

公式サイトには販売店舗一覧があり、2500円タイプと3300円タイプのどちらを扱っているかもわかる。当日分のシュークリームを早めに食べきれる環境にあるなら「買い」だ。


参考リンク:ビアードパパ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.