だいぶ焦っている人も多いのではないか? 12月の終わり。それはつまり「ふるさと納税」の本年度の申し込み期間終了を意味する。なんとなく後回しにしてしまいがちだが、希望者は早めに手続きした方がいいだろう。年末なんてあっという間だぞ!

さて、私(あひるねこ)は毎年「楽天ふるさと納税」を利用しているのだが、実は非常に気になっている返礼品がある。北海道紋別市の『オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg)』である。このホタテ、なんと楽天で2年連続1位に輝いているのだ。

・楽天1位のホタテ

「楽天ふるさと納税」の年間総合ランキングにおいて、カニや牛肉を差し置いて2年連続1位を獲得しているのが北海道紋別市の『オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg)』だ。金額は1万円。入金確認後1カ月程度で届くということで、さっそく申し込んでみた。

ホタテは冷凍され、袋に詰められた状態で届く。さすが1kgだけあってもの凄い量である。そして一粒一粒がめちゃくちゃ大きい! 一瞬『雪見だいふく』かと思ったぞ。食べる量だけ取り出して、あとは冷凍庫にしまっておこう。


キッチンペーパーを引いた皿にのせ、ラップをして冷蔵庫内でゆっくり解凍する。


約5時間後──。


いやデカッ!

・ぷるっと大ぶり

まさかの手のひらサイズである。なんちゅう立派なホタテだ……。食べ方はフライ、ソテー、いろいろあれど、まずは刺身でいただいてみることに。

ちなみに北海道出身の私、ホタテには少しうるさい。実家は別に海沿いではないのだが、お隣さんがよく殻付きの生ホタテをお裾分けしてくれ、それがもう信じられないくらい新鮮でウマかったのだ。いまだにあれを超えるホタテには出会ったことがない。

そのため少々辛口な評価になってしまうが、正直この『オホーツク産ホタテ』の刺身は絶品! という程ではない気がする。柔らかく肉厚ではあるんだけども、やはり解凍したからか、口に入れると旨みよりも生臭さの方がちょ~っと先行してしまうのだ。ほんのちょっとね。

もちろん何も言わずに出されたら気にならないと思うし、私もおいしくいただいたが、ハードルが上がり切った状態だと「あれ? こんなもんか?」と感じてしまうかもしれない。


……と、ややディスっぽく書いたが、この『オホーツク産ホタテ』の真のポテンシャルは火を通すことによって最大限に発揮される。次の料理に行ってみよう。と言っても、作り方は超簡単だ。

フライパンにバターを適量入れて温め、溶けてきたらホタテを投入してしばらく焼く。焼き色がついたら裏返して醤油をかけ、サッと絡めたら……


最強になる。

・勝利のウマさ

シンプルなホタテのバター醬油焼きは、シンプルだからこそホタテの濃厚な旨みが引き立って激ウマ! 生臭いとか水っぽいとか そういった欠点は一切なく、これなら文字通り無限に食べられそうである。ついでにお酒も無限にすすんでしまうため注意されたし。

このホタテが、冷凍庫の中にまだ3分の2以上も残ってるという幸福──。年末はバター醬油焼きやカルパッチョ、ガーリックソテーにして飲んだくれようと思います。寄付先に悩んでいる人は、選択肢の一つに加えてみてはいかがだろうか。

参考リンク:楽天ふるさと納税「オホーツク産ホタテ玉冷大(1kg)」
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.