ストレス社会ともいわれる現代、あなたはどんな方法で気分転換しているだろうか。睡眠、エクササイズ、旅行、ヨガ……いやいや、そんなものは気休めでしかない。プチプチつぶしこそ最強だろう?
しかし、いつでもそうそう都合よく獲物が手に入るわけではない。世界的通販サイトなど、商品をビニールでぐるぐる巻きにすることでクッション材という概念を抹消してしまったし、プチプチ禁断症状に陥っている国民も多いはずだ。
そんなあなたに、プチプチをつぶす快感をエンドレスで味わえる「∞プチプチAIR」をお届けしたい。
・「∞プチプチAIR」(税込1078円)
2007年に初代が発売されたバンダイ「∞プチプチ」は、累計260万個以上を売り上げた大ヒット商品。その令和改良版が今回の「∞プチプチAIR」である。すでに「日本おもちゃ大賞2021 ハイターゲット・トイ部門 優秀賞」を受賞している。
初代は当サイトの「頭の体操クイズ」シリーズでもおなじみの高橋晋平氏が生みの親で、令和版ではアンバサダーに就任。
筆者は初代をもっていないので初体験! 5cm四方の四角形で、手のひらにのるサイズ。
ストラップホールがついていて、カバンなどにつけて外出先にも持ち運べる。
最大の進化点がボタン。押すとぷにぷにと凹み、本物のプチプチのような触感! 空気を閉じ込めた特殊構造ボタンで、特許申請中だという。
端の部分に注目して欲しいのだが、半分になったプチプチがちゃんとある! 透明感や形状など、実際のプチプチを製造しているメーカー、川上産業株式会社の監修を受けているとのこと。どこまでガチなんだ。
背面にはスピーカーと電池ボックスがある。ボタン電池2個使用で、電池交換もできる。
指をあてて実際につぶしてみると……
ひっ! 想像の10倍くらい音出た。
隣の部屋まで聞こえるような「カチンッ」というクリック音が響く。プチプチの破裂音を再現したという。
押し続けると「ピチピチピチピチッ!」と甲高い連続音が出て、軽いジャブを打つつもりが、北斗百裂拳を出してしまった気分だ……!
使用例では「上司に怒られているとき」とか「リモート会議のとき」とか挙げているけれど、音量からいって無理だからネ?
しかも50回に1回の確率で「カキーン」とか「にゃーん」といったレア音が7種類も収められているという。なぜ、そこに凝った。
人間、レアだといわれると聞いてみたくなるもの。ついつい「次に鳴るまでやろう」とカチカチカチカチし続けてしまう。
しかも脳科学の実験で検証したところ、「∞プチプチAIR」で遊ぶとつらい作業でも集中力が持続し、リラックス効果があることが認められたという。おいおいおいおい。
しかしなぜ
プチプチつぶしは
こうも中毒性があるのだろう。
ちなみに筆者はプチプチシートを一気にひねったり、踏みつぶしたりは決してせず、1粒ずつ指でつぶす派である。そしてアメはかじらず、最後まで溶かす派。プチプチつぶしには性格が如実に出る。
・ガシャポン版も!
なお、9月にはカプセルトイ版も発売予定で、4色カラー展開するほか、「ワンッ!」「ブブーッ!」などガシャポン限定のレア音が収録されているという。1回1000円のプレミアムガシャポンだ。
すでに終了しているが、長州力さん出演のTwitterキャンペーンも行われていた。長州力さんがプチプチして “飛ぶ” という、ちょっと文章だけでは「なにいってるか わからない」だろう企画だったのだが、ツイートは現在も見られるのでぜひ。
バンダイの全力投入「∞プチプチAIR」、一家にひとつ常備だ!
参考リンク:株式会社バンダイ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]