緊急事態宣言からセブンイレブンを超利用するようになった。うっかり飲食店が開いてる時間を過ぎてしまい、夕飯がコンビニ飯になりがちな私(中澤)にとって、ちょっとしたお惣菜のクオリティーが高いセブンイレブンは本当にありがたい。すっかりセブンファンだ。
そんな私が、惣菜系の中でも入店して最初にチェックする商品がある。『とろっと卵黄の半熟煮たまご(税込み162円)』だ。セブンファンにとってはもはや言うまでもないことかとは思うのだが、これ、最強なのである。
・最強ポイント
何が最強なのかと言うと、まあ、結論から言ってしまえば半熟具合だ。食べた瞬間、滴るようにトロけた黄身のまろやかさが口いっぱいに広がる。
したがって、カチカチな黄身が好きな方にはオススメできないが、私と同じくトロける黄身愛好家にとっては至高なはず。コンビニ商品でここまで仕上がっている半熟卵に初めて出会った。
・卵黄にこだわるセブン商品でも1位
ちなみに、セブンイレブンの商品にはこれと別にゆで卵が2つある。『味付き半熟ゆで卵』と『半熟とろっとゆで卵』だ。ただでさえ「半熟」という名を冠しているのに、さらに「とろっと」に特化したゆで卵が販売されているのである。商品展開にセブンのこだわりを感じずにはいられない。
ゆえに、私も大いに期待したのだが、『半熟とろっとゆで卵』を食べてみると黄身のコンディションは半熟煮たまごに及ばなかった。
・2個イッキ
一点言えるとすれば、『とろっと卵黄の半熟煮たまご』は煮玉子なので甘めのめんつゆのような味がついているということ。私は基本半熟卵は塩で食べたい塩原理主義者だ。
だが、セブンイレブンに行くと、そんなこだわりすら超えて『とろっと卵黄の半熟煮たまご』を購入してしまう。そして、袋からそのまま食べる。2個イッキだ。
トロけきったまろやかさが舌の上に広がるあの幸せ食感に比べると、塩かつゆかはいと小さき問題に思えるのである。塩原理主義者のこの私が! それほどの卵黄の魔力!!
・ネック
単品にもトッピングにも使える本商品は、もはや、「セブンイレブンで絶対に買わないといけない商品No.1」と言ってしまっても過言ではない。ただ、1つだけネックがあって……
結構な勢いで売り切れてるんだよな~。
入店してまずチェックするのはそういう理由。棚が空なことが多いのだ。家の近所の店だけでなく、職場の近所や、所用で他の地域に行った時に入るセブンでも無かったりする。
・セブンイレブンに聞いてみた
ひょっとして販売終了の合図なのか? 待て待て、早まるなセブンイレブン。これが終了したら暴動が起きかねないぞ。
ちなみに、2021年6月現在、セブンイレブンの公式サイトにも商品情報は載っていない。不安になってきたため、セブンイレブンに問い合わせてみた。『とろっと卵黄の半熟煮たまご』って販売終了するんですか?
セブンイレブン「確認しましたところ、2021年6月1日現在流通はしております。ただ、お店の仕入れ状況にも関係しますので、お住まいの地域で仕入れのある店をご案内させていただきますね」
──流通していることはもちろん、普通に多くの店に仕入れられていた。つまりは、純然たる売切れということである。人気すぎィィィイイイ!
というわけで、冒頭でも申し上げた通り、本商品の良さはセブンファンにはすでに浸透している模様。リピれる使い勝手の良さと美味しさは売切れも納得の商品なので見かけたら1度食べてみてくれ。ただし、セブンの煮たまごはみんなの資源なので買いすぎないように。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.