我らがリンガーハットが創業以来最大のピンチに陥っている。以前の記事でもお伝えした通り、2021年2月期連結決算にて、純損益が87億円の赤字を報告したリンガーハット。赤字幅は1962年の創業以来最大で、その原因は新型コロナウィルスによるものだ。

万が一、リンガーハットが無くなったらマジで困る……というか、外食生活が一変してしまう。というわけで、リンガーハットの大ピンチにエールを送るべく、今回は「リンガーハットのテイクアウトの優秀さ」についてゴリ押し解説したい。マジで頑張れ、リンガーハット!

・無くなったらマジで困る

長崎県出身の人ですら「地元のオススメちゃんぽん店は?」と聞かれたら「リンガーハット」と答えるというほど、本気でクオリティが高いリンガーハット。実際に姉妹サイト「Pouch」の長崎県出身の編集者・御花畑マリコも「リンガーハットです」と即答していた。

さて「国産野菜が摂れる」「リーズナブル」「美味しい」……などなど、様々な理由はあるが、リンガーハッター全員に共通するのは「無くなったらシャレにならない」ということではなかろうか? それほどリンガーハットは日本国民の生活に根付いた存在だ。

だがしかし、こんな状況下で「店に行って食え!」とはなかなか言えないのもまた事実。実際には食べて応援するしかないのだが、それでも店舗での食事に抵抗感がある方も一定数いらっしゃることだろう。

そんな人は、ぜひリンガーハットの「テイクアウト」を利用していただきたい。お世辞抜きで店で食べるのと同レベル、少なくとも8~9割の “店味” がテイクアウトでも堪能できるからだ。

・高クオリティなテイクアウト

その秘密は容器。今回はリンガーハットの人気No.1メニュー「野菜たっぷりちゃんぽん」で説明しよう。リンガーハットのテイクアウトちゃんぽんは二重構造になっており、スープと麺が別々に入っている。いわゆる「丸亀製麺式」のパッケージだ。

つまり、テイクアウトしてもスープの熱さで麺が伸びることは無く、自分で麺とスープを合体させて初めて「野菜たっぷりちゃんぽん」が完成するというワケ。店で食べる出来立てホヤホヤの状態ではないものの、それに近い状態が再現できる

・いつも通りのウマさ

今回はあえてテイクアウトしてから15分ほど間を空けてから食べてみたが、味のクオリティは全く落ちていなかった。ただハフハフ熱くないだけで、いつも通りの「野菜たっぷりちゃんぽん」である。もちろん麺のコンディションも良好だ。

加えて「野菜たっぷりちゃんぽん」には欠かせない「柚子こしょうドレッシング」と「生姜ドレッシング」もきっちり付属しているから抜かりなし。店で食べる味わいとかなり近い味が楽しめるリンガーハットのテイクアウトは紛れもなく優秀だ。

・皿うどんはもっとスゴイ

ちなみにリンガーハットのもう1つの看板メニュー「皿うどん」は、120分経過しても温かいまま食べられることが過去の検証で実証されている。あんかけの特性上、30分くらいじゃ舌が殺(や)られるほどの保温力なので、店味の再現度はちゃんぽん以上に高い。

繰り返しになるが「リンガーハットに潰れてもらっちゃ困る!」という方は相当数いらっしゃるハズ。我々は食べることでしか応援できないが「それでも店で食べるのはなぁ」なんて方は、ぜひリンガーハットのテイクアウトを活用して欲しい。ホント、潰れてもらっちゃ困るのだ。

というわけで、今回は「リンガーハットはテイクアウトも優秀」という事実だけでもご記憶いただきたい。自宅の近所のリンガーハットは2軒とも無くなっちゃったけど、それでも復活を信じてるよ! フレー! フレー! リンガーハット!!

参考リンク:リンガーハット公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.