まず見た目にヤラレた。次いで、その美味しさにヤラレた。わらび餅専門店「大谷堂」による “釜あげわらび餅” の、お土産パックの話だ。

神奈川県川崎市にある店の商品らしいのだが、生憎(あいにく)記者は実店舗で食べたことがない。つまり、その味について何も知らない状態だ。しかし、思わず購入してしまう魅力がそこにあった。

・現地の雰囲気を再現したお土産パック

大谷堂は、かの川崎大師の仲見世通りに店を構えているという。銅釜でじーっくり練り上げて作る、冬季限定の “釜あげわらび餅” が名物。トロトロあつあつのわらび餅がウリだ。

ネット販売されている “お土産パック(税込500円・送料別)” の面白さは、何から何まで現地の雰囲気を再現しているところだ。

「現地行ったことないって言ってたじゃん」というツッコミはさて置いて。どういうことかと言うと、商品が釜型の容器に入っているのだ。手のひらサイズの真っ黒な入れ物で、タヌキが出てきそうな可愛らしい見た目である。

加えて、わらび餅をレンチンすることにより、あっつあつの状態で食べられるという訳だ。 “釜あげ” であることに、並々ならぬこだわりを感じるではないか。

・レンチンもしくは湯煎であたためよう

眺めているだけで満足してしまいそうになるが、味も気になるところ。わらび餅が入ったパックのフィルムを剥がし、レンジ(500W)で1分あたためる。フィルムを剥がさず、湯煎してもOKだ。あとは容器にドボンするだけ。

添付のきな粉と黒蜜をかけて、さっそくいただくとしよう。口に入れるとほんわか温かくて、美味しい。モチモチと程よい弾力で、わらび餅自体はふんわりとした甘みだ。

きな粉と黒蜜とあわせることで、香ばしく甘い味になったりと、変化が生まれて食べ飽きない。これはずーっと口の中で、モッチャモッチャしていたい気分だ。

見て良し、食べて良し。「大谷堂」の “釜あげわらび餅” に死角なしだ。通販商品は、その名の通り手土産などピッタリ。いつか現地でも食べてみたい……! 

参考リンク:釜あげわらび餅お土産パック
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼大谷堂のわらび餅が見て良し食べて良し! 抹茶味もある

▼釜型容器に入っているぞ

▼大きさはこのくらい

▼使い終わったら、小物入れとして使えそう

▼レンチンして、ホカホカモチモチのわらび餅を楽しめちゃうよ

▼きな粉と黒蜜も付いています

▼大谷堂の、わらび餅にかけるこだわりを知ることができる動画はこちら