ハッキリ言って、このチャンスを逃す手はない……！　

ケンタッキーのチキンをお得に買い漁ることができる期間限定パック「シェアBOX」のことである。「ケンタッキーはちょいと高いから、たまにしか買わないんだよなぁ～」というあなた。買うんなら今ですよ、いま！

だって、税込1500円でチキンが最大11ピース買えちゃうのだもの。1ピースあたり140円ほどになるという計算だ。ケンタにしては激安すぎるだろ！　……ただ、新商品の「レッドホットウイング」を買ってみたら 予期せぬサプライズに直面したぞ。

・4月6日までの期間限定

ケンタッキーの「シェアBOX」、ことし2021年は3月4日～4月6日の期間限定販売だ。先述したように税込み1500円ぽっきりで、以下の4種類のチキンから2つを選ぶようになっている。

・オリジナルチキン（4ピース） → 通常価格980円
・カーネルクリスピー（6ピース） → 通常価格1380円
・骨なしケンタッキー（4ピース） → 通常価格1000円
・レッドホットウイング（5ピース） → 通常価格860円
※すべて税込み価格

注目は、新商品の「レッドホットウイング」だろう。どうやら夏季限定で販売されることの多い「レッドホットチキン」の仲間みたいなヤツらしい。いいじゃん、いいじゃん！　ちなみに単品で買うと180円、3ピースだと500円だ。

ちなみに去年までは「シェアBOX」のラインアップにザコキャラのナゲット（※筆者の主観です）が四天王の1角みたいな顔で居座っていたのだが、今回リストラされた模様。そこで代わりにレッドホットウイングがINしたワケだ。期待の新人である。

まぁ、4種類の中から何を選ぶかは自由だが、ここで注意点を2つ！

　

・注意点① カブりはNG

まず1つは、同じ種類のモノは頼めないということ。たとえば「オリジナルチキンを2つ」とかはNG。「オリジナルチキン＋カーネルクリスピー」のように、文字通り「2種類」を選ばないといけないのだ。

　

・注意点② 「コスパ重視」はほどほどに

もう1つの注意点はズバリ 「コスパを重視しすぎるな」。

どういうことかというと、たとえば今回でいうと通常価格がもっとも高いのはカーネルクリスピー（1380円）と骨なしケンタッキー（1000円） ＝合わせて2380円。支払金額1500円を差し引けば……880円お得～！　コスパ良い～!!　

……のだが！　これではケンタッキーの代名詞である「オリジナルチキン」にありつけないのだ。え？　「KFCに行って、オリジナルチキンを頼まないバカいるかよ」って？

実際、2020年の「シェアBOX」では当サイトの記者も目先の損得に惑わされオリジナルチキンを買いそこねたばかりか、当時ラインアップに入っていたザコの「ナゲット」を15ピースもつかまされるという悲しい結末に自分を追い込んでしまっている。（1080円、得もしているが）

じゃあ結局どうすればいいのか？　それは……

　

・欲望に従え

とにかく邪念を捨て、欲望に素直に従うこと。ようするに、食べたいヤツを買うのだ！　

ということで、わたしが今回「シェアBOX」のメンバーに選んだ2種類は……

絶対に抑えておきたい オリジナルチキン 4ピース（980円）！　

そして、レッドホットウイング 5ピース（860円）だ！

通常価格は合わせて1840円。支払い金額1500円を差し引けば……340円のお得。うむ、これでいいのだ。絶対的エースのオリジナルチキンも食べられるし、楽しみにしていたレッドホットウイングも……

レッドホッ……

……レッドホットウイング、小っちゃいな（笑）

気のせいか？　いや、横にオリチキ（小さめ）とチロルチョコを並べてみたが、やっぱり小っちゃい……（笑）個体差も、あまりない。こういうサイズ感らしい。

そういえば「単品180円」ってやたら安いなと思っていたのだが、こういうことか。正直、想像の2～3倍は小さい。遠近感覚がおかしくなったのかと思ったぞ。こんなサプライズがあるとは予期していなかったぜ……。

　

・なお、美味い

まぁ、肝心なのは味だ。ということで食べてみたところ、うまい！　表面はカリカリとクリスピー。そして、小さいくせにしっかりとピリ辛！　想像の2～3倍以上は刺激的な味だ。小さいクセにやるじゃないか！　これでサイズがもう少し大きかったら言うことはない。

ちなみにレッドホットウイングは数量限定。なくなり次第、即引退されるそうだ。まぁ単品（180円）でも買えるので、まずは1度お試しで食べてみて もし気に入ったなら「シェアBOX」にねじ込むのもアリかもしれない。

ただ繰り返すが、この「シェアBOX」は4月6日まで。KFCを お得に食べられるこのチャンスを逃すな！　コスパに走るか、欲望に従うか。あなたはどうする？

参考リンク：ケンタッキーフライドチキン
執筆：ショーン
Photo：RocketNews24.