冬になると我が家の石油ストーブの上には、必ずと言ってよいほど芋焼き器が乗っていた。主に父が率先して、芋を蒸かしていたように思う。各々小腹が空けば、その中から芋を取り出して適当につまんでいた。
いくら食べても食べ飽きることなく、私たちの暮らしのそばにある焼き芋。大好きだ!! さて。そんな芋をちょっと大人な味にグレードアップさせる方法を、ニッカウヰスキーの公式ツイッターで知った記者。試してみるしかない……!
・ウイスキーをかけてレンチン
ニッカウヰスキーが言うのだから、そりゃあそうだであるが、ウイスキーを使った食べ方だ。その名も “ウイスキー薫る焼き芋” という。焼き芋にウイスキーを振りかけて、レンチンするのだ。
いそいそとドン・キホーテで焼き芋を買い、いざ実践! 余談だが、ドンキで売っている焼き芋はマジで美味しいから。食べたことがない人は騙されたと思って、一度買ってみるべし。それじゃ、やってみよ~!!
【材料】
・焼き芋:1本
・ウイスキー:20ml
【作り方】
1.焼き芋を割って、ウイスキーを回しかける。
2.ラップをせずにレンチン。芋から湯気が出て来たくらいで止めて完成。
・ちょびちょびツマんで
ご覧の通り、とっても簡単だ。レンチンする時間が悩みどころであるが、そのへんは好みで調整すると良いだろう。レンジから取り出すと、ふわりとウイスキーの香りが漂う。この香り好きだなあ、落ち着く。
食べてみると……なるほどね! ウイスキー好きにとっては、クセになりかねない味だ。レンチンしたことでウイスキーのツンとした部分が削がれて、まろやか。そして、そのまろやかウイスキーが芋の甘みに、じんわり溶け込んでいる。
味としては芋の主張が強いが、そこに香りとしてウイスキーが加わったとイメージしてほしい。舌で感じるのは芋の旨味、鼻から抜けるのはウイスキーの香り。バーのメニューにあっても驚かないレベルだ。
これはバクバクいくのでなく、ウイスキーを飲みながらちょびちょびツマムのがベストと言える。酒が苦手な人にはオススメできないが、そうでなければ試してみる価値は大アリだ。
嬉しいことに、さして手間もかからない。焼き芋とウイスキーが手元にあるぞという人は、是非お試しあれ! バターをちょこんと乗っけても美味しそうだぞ。
参考リンク:Twitter @nikka_jp
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
▼焼き芋にウイスキーをかけるだけ
焼き芋がおいしい季節にやっておかんとな!
\ウイスキー薫る🍠焼き芋/
焼き芋を割ってウイスキーを20mlほど回しかけ、ラップをせずにレンチン!芋がアツアツになったら取り出し、アルコールの匂いが和らいでからいただくんじゃ!芳醇なウイスキー香と焼き芋がまろやかにマッチ!こりゃ堪らんぞい! pic.twitter.com/38UBggVsiy
— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) February 16, 2021
▼芋を割ってウイスキーをかけて
▼チンして
▼終わり!
▼酒のアテにチビチビ食べるのがオススメ
▼美味しい~! 香りが良い