ロケットニュース24

【2021年版】ヴィレヴァンの福袋(全7種類)の中身を「ゴミ」と「非ゴミ」に仕分けしたらこうなった

2021年1月16日

祭りが終わった──。今年も正月休みを返上して、元旦から「2021年福袋特集」をお届けしてきたロケットニュース24。過去最高となる198本の記事を公開したが、ご覧になっていただいた読者のみなさん、本当にどうもありがとうございました。来年もきっとまた頑張ります!

……と言いたいとことだが、やり残していることが1つだけである。そう、昨年もお届けした「ヴィレヴァン福袋の仕分け」である。昨年はゴミ率およそ75%という驚異の数字を叩き出したヴィレヴァンの福袋だが、今年の結果はというと……。

・明らかな方針転換

熱心にヴィレヴァン福袋の記事をご覧になっていただいた方ならばお分かりかと思うが、2021年のヴィレヴァン福袋は明らかに過去の福袋とは違った。簡潔に言えばゴミが激減し、その分ときめきも目減りした。散々申し上げてきたがもう1度だけ。ヴィレヴァンよ、来年は本気出せ。

さて、今年もヴィレヴァン福袋を担当したのは私、P.K.サンジュンと、あひるねこの両名。その2人が2021年のヴィレヴァン福袋、全7種類の中に入っていた合計44アイテムの仕分けを敢行した。もちろん遠慮なしの “ガチ仕分け” である。

また、「ゴミ」と「非ゴミ」の基準は「自分が持って帰ってもいいかどうか?」とした。口でどれだけ「悪くない」なんて言っても、自分が持って帰らないならただのゴミ。当然2人の主観であることを前提としてご覧いただければ幸いだ。

・昨年はゴミ率およそ75%

冒頭でもお伝えした通り、昨年は合計66アイテムのうち、50種類がゴミという衝撃の結果に。ゴミ率は実に約75%、4個に1個しか使えるものが入っていないという、ヴィレヴァンらしさあふれる内容であった。

ところが今年はゴミが少ない……いや、少なすぎる。純粋に中身だけを見た場合、ヴィレヴァン魂を感じるアイテムはごく一部で、大多数は普通の雑貨屋と大して変わりが無い。その分、仕分けもかなり楽であったが、面白みにはかなり欠けていたことは記述しておく。

で、結果発表である! 昨年は1時間ほどかけて、キャッキャウフフと楽しみながら行った仕分け作業も、今年はわずか15分程度で終了。気になる結果はというと……


ゴミ、13個! 非ゴミ、31個!!


つまりゴミ率はおよそ30%まで激減したということになる。普通に考えれば “改善” なのだろうが、少しも心が満たされないのは何故なのか? 俺が、俺たちがヴィレヴァンに求めているのはコレじゃない。

ちなみに私とあひるねこが選んだ「キング・オブ・いいやつ」と「キング・オブ・ゴミ」も発表しておこう。まず「キング・オブ・いいやつ」は、


サンジュン:「取っ手付きレジャーシート。同じようなのを持ってるけど便利だから」


あひるねこ:「バスタオル。初めて自然に持って帰りたいと思えたから」


そして「キング・オブ・ゴミ」は、


サンジュン:「赤べこライト。マジでいらないから」


あひるねこ:「ユニカウティッシュケース。全てが雑だから」


……ということになった。まとめると2021年のヴィレヴァン福袋は「ゴミが激減 & ときめきも激減」といったところだろうか? それでも忘れてくれるな、ヴィレヴァンよ。俺たちは中身のグッズが欲しいんじゃない、エクストリーム体験を求めているんだ。来年も全種類絶対に買うからな!

参考リンク:ヴィレッジヴァンガード「2021年福袋」
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼来年も全部買うぞ! 期待してるぞヴィレヴァン!!

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