
世界中に蔓延する新型コロナウイルスは各方面に甚大なダメージを与え続けているが、「映画業界」もその煽りを盛大に喰らったジャンルの1つだろう。数名の関係者に話を聞いてみたところ、誰もが「マジでヤバいです」「鬼滅だけです」と口を揃えていた。
そんな状況下で公開されるDC作品最新作が『ワンダーウーマン 1984』である。2020年12月18日の映画公開に先駆けて同作を鑑賞してきたのだが、ここで結論を申し上げてしまおう。「ガル・ガドット演じるダイアナがいる限り、DC作品は不滅」だと──。
・劣勢のDC作品
今や押しも押されぬ人気を誇る「マーベル作品」と比べると、やや地味で出遅れている感が否めないDC作品。元々はどちらもアメリカの出版社で、日本で言うところの「ジャンプの集英社」と「マガジンの講談社」と言ったところだろうか?
先に映画を大ヒットさせたのはDCの方で、1970年代から90年代に公開された「スーパーマン」や「バットマン」は世界的な人気を博した。一方で、映画に関しては鳴かず飛ばずだったマーベルが「アイアンマン」で1発当ててから状況は一変。少なくとも日本ではDCの方が知名度は低い。
ところがどっこい、アメコミ大好き歴およそ30年、ほぼ全てのアメコミ映画を鑑賞している記者から言わせると、ここ数年のDC作品はかなり面白い。その中心にいるのは紛れもなく「ワンダーウーマン」で、太陽の如き存在感でDCの中心に君臨している。
・圧倒的な存在感
本作『ワンダーウーマン 1984』は同じ世界観を共有する「DCエクステンデッド・ユニバース」の第9作品目で、ワンダーウーマンがメインの作品としては第2弾に位置づけられる。タイトル名の通り、1984年を舞台に描かれた作品だ。
主人公のワンダーウーマン(ダイアナ)を演じるのは前作に引き続き「ガル・ガドット」。原作のワンダーウーマンの能力は「超怪力と超耐久力」「飛行能力」「テレパシー」……などなど、一言でいえば “戦いの女神” で、その強さは全アメコミキャラの中でも指折りと断言してイイ。
逆に言うと、ワンダーウーマンが強すぎるあまり彼女を倒せるほど強力なヴィラン(敵役)がいないところが玉に瑕なのだが、本作『ワンダーウーマン 1984』では無理なくワンダーウーマンの弱みを引き出していた。
・アイアンマン級のハマり役
ネタバレになってしまうので詳細については触れられないが、『ワンダーウーマン 1984』を観終えて感じたことは冒頭でお伝えした通り「ガル・ガドット演じるダイアナがいる限り、DC作品は不滅」ということ。それくらいガル・ガドット演じるワンダーウーマンは絶対的な存在だ。
別の言い方をすれば “超ハマり役” ということになるが、そのハマり度は「アイアンマン / ロバート・ダウニーJr」や「キャプテン・アメリカ / クリス・エヴァンス」にも匹敵する。その両者が今日の「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の中心にいたことは疑いようのない事実だ。
そういう意味で、ガル・ガドットがワンダーウーマンを演じ続ける限り、いつの日か「DCエクステンデッド・ユニバース」が「MCU」を超える可能性があるのではないだろうか? 逆に、仮にガル・ガドットが降板した時点で、DC作品はマーベルにトドメを刺される……のかもしれない。
なお、前作の「ワンダーウーマン」はもちろんのこと、DC作品の中では「アクアマン」がかなりいい出来だ。正直「スーサイド・スクワッド」は全くオススメしないが、「ワンダーウーマン」「アクアマン」「マン・オブ・スティール」「バットマン vs スーパーマン」「ジャスティス・リーグ」あたりはMCU作品にヒケを取らない。
というわけで、『ワンダーウーマン 1984』が秀逸な作品なのはもちろんのこと、ガル・ガドット演じるワンダーウーマンは観たら誰もが好きになってしまう魅力を秘めているので、本作だけでなく「ワンダーウーマン」及び「DCエクステンデッド・ユニバース」にも注目だ。ガル・ガドット、たぶん世界で1番素敵な女性です──。
参考リンク:「ワンダーウーマン 1984」公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics
▼予告編はこちら。
▼ワンダーウーマンを知らない人はこちらもチェックだ! ガル・ガドット、マジで好き。
P.K.サンジュン




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