近頃のファミレスのスイーツは侮れない! 質の高いものをお手頃価格で提供しており、お店によっては専門店に匹敵する味を提供している。その流れはファミレスだけでなく、回転寿司チェーンにも到来しており、寿司屋のスイーツも侮れないらしい。
どれほどのものなのか? 気になったので、大手寿司チェーンの「スシロー」「はま寿司」「くら寿司」の3社のパフェを食べ比べてランキング形式でまとめた。あのチェーンがぶっちぎりの1位だった!
・寿司チェーン3社のパフェ比較!
今回の評価基準は「見た目」「量」「価格」「ワクワク感」である。やっぱりパフェは心が踊らされるものじゃないと “頼み甲斐” がないよね! ただ甘いモノを盛りつけただけでは面白くない。心踊らされるものじゃないとっ! ということで、さっそくランキング発表!!
まずは第3位!
第3位 スシロー
サクっとクッキー&クリームパフェ (BIGBOX高田馬場店)税別300円
見た目6点、量7点、価格9点、ワクワク感6点
回転寿司チェーンのなかでもダントツの人気を誇るスシロー。1位を獲ると予想していたのが、意外にも3社で1番低い順位となってしまった。2020年12月2日から期間限定で発売開始となったこの商品。300円という価格に対して、チョコレートとクッキー&クリームのアイス2スクープ(玉)ついてお得なのは確かだ。
だが、3社の中では1番盛り付けが控えめで、味に驚きが乏しかった。隠し玉としてカットバナナでも入っていれば、食べた時の印象が少しが変わったのかも。次のシーズンの新作に期待したい。
第2位 はま寿司
ぶどうのパルフェ (高田馬場店)税別380円
見た目8点、量7点、価格9点、ワクワク感7点
てっぺんにぶどうのソルベと、カットされた皮付きぶどうがドン! と盛ってある大胆なパルフェ(パフェと同意)。見た目が華やかでかなりワクワク感をそそられる。中には、カットしたミルクレープとレアチーズムース。そこにはぶどうゼリーまで仕込まれていて、最後まで飽きることなく食べることができた。
1つだけ気になったのはカットしたミルクレープが、単品メニュー(北海道ミルクレープ(税別200円))の使いまわしであること。価格を考えるとあまり高い要求はできないのだが、できればこのパルフェのための食材を用意して欲しかった。
1位 くら寿司
抹茶とホワイトチョコパフェ (東村山店 12月3日販売終了)税別480円
見た目9点、量8点、価格8点、ワクワク感8点
3社の中でぶっちぎりだったのはくら寿司だ。スシローと比べて税別180円の価格差はあったものの、その値段の差に見合うクオリティの商品といっていいだろう。
くら寿司はスイーツブランド「KURA ROYAL」を立ち上げて、美味しさと品質を追求した商品の提供を行っている。この商品も1日20食限定販売するこだわりようだ。実際に食べてみると、食材のバラエティが豊かで味に驚きを感じる。
白玉やワッフルチップ、抹茶プリン、抹茶ゼリーなど、このスイーツのためだけに用意されたものであることがわかる。その点も高く評価したい。味に飽きないし、食べ進めるのが楽しくなってくる逸品だ。
しかし残念ながら、このパフェは12月3日に販売終了。もっと早くこの商品の魅力をお伝えできなくて申し訳ありません……。
という訳で3社のパフェ比較は以上である。回転寿司チェーンの商品の入れ替わりは早いので、次のシーズンはこの順位が大きく変動しているかも。また今回は「かっぱ寿司」や「魚べい」など、他のチェーンが選考に入っていなかったので、次回はさらに内容を充実させてランキングをお伝えしたいと思う。では皆さん、また会おう!
参考リンク:スシロー、はま寿司、くら寿司
Report:辛口スイーツ評論家 佐藤英典
Photo:Rocketnews24