有名人の出演するテレビCMも放送されているオンラインクレーンゲーム『トレバ』。スマホを介して、遠隔で実在のクレーンゲームを操作できるアプリで、オンラインクレーンゲームの大手だが、2020年11月23日、スタッフが不正に裏操作を行っているとウェブメディア『ねとらぼ』が報じた。

そんな中、11月24日にはサイバーステップの株価がストップ安に。めちゃんこ安くなっていたので買ってみたぞ！

・1800円からグイグイ落ちる

コロナ禍前は1800円くらいにまで上がっていたサイバーステップ。株価を見ると他同様、3月でグググと下がっているが、それでもまだ1200円くらいは保っている。で、ちょっと上がってきたところで7月中盤からまたドカンと下がっている。7月に一体何があったのか？

そこで調べてみたところ、Kabutanによると「決算で20年5月期の連結経常利益は前の期比7.0倍に拡大したが、従来予想の7億円を下回って着地。続く21年5月期の同利益は前期比32.1％減の4億円に落ち込む見通しとしており、これが嫌気」と書かれていた。経常利益は増えているけど見通しが悪いと。株価の動きって本当難しいものだ。

・追い打ち

さて置き、11月24日である。7月以来緩やかに上下していたサイバーステップの株価が、前述の通り絶壁の崖に。転げ落ちるような落下の末、サイバーステップの現在の株価は……

793円。

思わず目を覆いたくなったが、そこで私（中澤）はふと思った。あれ？　これ、逆に考えると買い時なのでは？　なんと言ってもサイバーステップが東証第二部に来てから1番の安値である。

というわけで買ってみた。100株で約8万円。コロナ禍前まで18万円だったものが8万円と55パーセントオフ！　ブラックフライデーかな？

・報道に対するサイバーステップ

もちろん、不正疑惑の顛末によってはこれからさらに株価が落ちるかもしれない。なお、サイバーステップは報道を受け、「憶測に基づく内容、また、客観的事実を歪曲した内容が認められる」と見解を発表。メディアに対し、「不公正、あるいは適法性に疑いのある記事や言説が見受けられた場合には、法的措置を執ることも辞さない覚悟」と強調している。

ちなみに、ここ2～3日はサイバーステップの株価は安定しているが今後どうなっていくのか？　文字通り株を上げることを期待したい。

参照元：ねとらぼ、サイバーステップ、Kabutan
執筆：中澤星児
Photo：Rocketnews24.