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【衝撃】アメリカAmazonがギターエフェクターを発売していたので買ってみた! バンドマンの感想「激安」

2020年11月10日

なんでも売っているAmazon。オンラインマーケットとして知られているが、プライベートブランドがあることはご存知だろうか? トップページを開くと、検索窓の下に「AmazonBasics」というタブがある。

ホーム・キッチン用品からオーディオアクセサリまで様々なものが並ぶAmazonベーシック。日本では音楽関連はオーディオアクセサリしかないが、アメリカのAmazonベーシックでは、なんとギターエフェクターが発売されている。ギタリストである私(中澤)としてはどんな音なのか気になりすぎた。

・エフェクターとは

ギタリストにとってギターエフェクターとは夢である。アンプとギターの間に繋いでスイッチを入れるだけで、七色に変化する音色。脳内に鳴る音を再現してくれる魔法の箱……それがエフェクターだ。

通常、楽器メーカーや専門ブランドが販売しているものであり、より良い音を求めるならそちらを購入するのが安牌であることは間違いない。しかし、ギタリストの性(さが)か気になってしまうのだ。楽器メーカーどころか電気メーカーですらないAmazonのエフェクターってどんなんなのか、と

・アメリカAmazonのアカウントを作る

しかし、アメリカAmazonは私が持つ日本Amazonのアカウントではログインできなかった。そこでアメリカAmazonにアカウントを作り購入することに。

と言っても、アカウントの作り方は日本と同じである。特別な書類の提出もないし住所も日本で良い。全部英語だが、中学レベルの英語力しかない私でも詰まることなく登録することができた

・激安

さて、アメリカAmazonベーシックから発売されているエフェクターは2020年10月28日時点で7種類。ブースター、コンプレッサー、ディレイ、ディストーション、ルーパー、オーバードライブ、チューナーだ。

なかなか種類が豊富だが、ギタリストならまずはオーバードライブとディレイだろう。ちなみに、オーバードライブは24.99ドル(約2500円)、ディレイは44.99ドル(約4500円)だった。安ッ

参考までに普段私が使っているオーバードライブは3万円くらい、ディレイに至っては5万円くらいである。私が使っているものは高い方にしても、送料13.36ドル(約1400円)で全部合わせて1万円いかないのは激安だ。

・約1週間で届いた

それだけにどんな音なのか不安になるが、それは弾いてみないと分からないところ。注文すると届いたのは11月8日だった。梱包は箱ではなく封筒


開けてみると、エアー緩衝材が入っておりその中にさらに2つの封筒が見えた。


取り出すと、それぞれに商品名が貼り付けられている。日本だったらどれだけ安いエフェクターでも箱入りなだけに、入れ物が紙袋なのは衝撃的だ。アメリカだからか、Amazonだからか……。


しかし、袋から出してみると、さらなる衝撃に襲われた


ちッッッッさ!!!!


手に収まるどころか、手のひらに収まるミニチュアサイズ。試しに小さいことで知られるエフェクター「One Control」と並べてみたが縦の長さがもっと短い。おもちゃみたいだ。

とは言え、オーバードライブには「DRIVE」「LEVEL」「TONE」、ディレイには「TIME」「F.BACK」「MIX」とシンプルだが必要なつまみはついている。電源駆動のみで電池が使えないのはご愛敬と言ったところか。ちなみに、MADE IN CHINAでした。

・ディレイ

まずはディレイを使ってみた。結論から言うと4500円にしては十分。普通にディレイしているし、フィードバックもきいて、タイムの幅も広い。空間を感じさせるために使用するなら問題ない上、「MIX」と「F.BACK」の値を全開にするとグネグネした発振までする。無理やりダメ出すなら、返ってくる音は多少細かったりするが……まあ4500円だしな

・オーバードライブ

続いてオーバードライブを試してみると、こちらも2500円にしては十分な出来。クリーンの周りにつくような歪みの質はチューブスクリーマーっぽい。欲を言えば、ドライブの幅がもう少し広ければ。

全開にしてもブリッジミュートがジュンジュンいわないくらいだが、幸いにもTONEの効きは良いので無理やり使うとしたらソロブーストかという感じ。音は少し細いが……まあ、2500円なら余裕で安い

と、個人的には試奏してみて上記のような感想を持ったが、一応試奏動画も作ったのでご参照いただけると幸いだ。

・現在は3種類

それにしても、Amazonのエフェクターって誰が買うのか? アメリカAmazonはどこに向かっているのか? そう思わざるを得ないような遊び心は日本のAmazonも見習ってほしいところ。

ちなみに、2020年11月9日現在改めて確認したところ、取り扱いがブースター、ディレイ、ルーパーだけになっていた。到着を待っている間に無くなったのかもしれない。頑張れアメリカAmazon! マジメな楽器メーカーでは思いつかないような激安ギターとか出してくれ!!

参照元:アメリカAmazonベーシック
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼家での試奏動画はこちら

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