ロケットニュース24

牛角の「早割食べ放題」を利用したら1皿130円ほどの計算になり満足度は高かったが…メリットが少ない人もいるから気をつけて!

2020年9月18日

牛角の「早割食べ放題」。その名の通り、18時までに入店することが条件となる食べ放題だ(店舗により受付時間が異なる場合あり)。ただ、条件はそれだけではない。平日限定となること。加えて、店舗限定のサービスとなる点にも気をつけた方がいいだろう。

対応店舗は公式サイトで確認してもらうとして、本記事では「この食べ放題を利用したらメリットが大きい人と “そうでもない人” の分かれ目」について紹介していきたい。というのも、私が実際に試してみたところ、どうしてもそのポイントが気になったのだ。

もったいぶるほどのことでもないので、手っ取り早く “分岐点” を公開してしまうと……


“分厚い牛肉” に対して強いこだわりがあるかどうか


——である。これだけでは意味が分からないだろうから、以下でもう少し詳しく説明しよう。

「早割食べ放題」の時間制限は90分(ラストオーダー70分)で、価格は税抜1980円。牛角の食べ放題の中で破格の安さでありながら、対象となる料理は70種類以上におよぶ。


タン(豚)やカルビ(牛&豚)、鶏肉にホルモンをはじめ、ベーコンやソーセージ、キムチやナムルなどのおつまみ、サラダ類にスープ類、ご飯……などなど。他にもデザートが食後に1人1品ついてくるから、お腹いっぱいになるためには十分なバリエーションと言っていいだろう。


ただし! 「早割食べ放題」には厚めの牛肉が無いのだ。どうしてもそれが欲しいのならば、1つ上のお気軽コース(90分で税抜2980円)にして『厚切りカルビ』をオーダーするか、もしくはさらに1つ上の牛角コース(90分で税抜3480円)で『熟成赤身ロースステーキ』などを注文するのがいいかと思う。

つまり、「焼肉食べ放題は分厚い牛肉をガンガン食べてナンボ」と思っている人が『早割食べ放題』を利用しても、満足できるかどうかは分からない。下手したら「これなら高くても他のコースの方が良かった」とか「頑張って18時までに店に入る必要なかったわ」という気持ちになる可能性だってある。

ついでにもう1つ言うと、「早割食べ放題」にタンはあるものの牛じゃなくて豚だから、牛タンへのこだわりが強い人も同様だ。


裏を返せば、そのあたりへのこだわりが強くなく、なおかつ「なるべく安い値段で色々な料理を食べたい!」という人にとっては、メリットの大きいコースかと思う。なにせお肉だけじゃなく、おつまみもサラダもスープもご飯も食べ放題なのだ。それでいて2000円ほど。


ちなみに、私は90分で17皿食べたから、ざっくり考えると1皿あたり約130円という計算になる。私は決して大食いの方ではないのだが、それでも「安く済んだな〜」という感じなので、胃袋に自信のある人が挑戦したら1皿あたり50円くらいとか、あるいはもっと安くなるのではないか。


余談だが、さらに安さを求めるなら「飲み放題付き焼肉定食」って選択肢もある。これは「早割食べ放題」と同じく牛角が最近はじめたサービスで、価格は税込980円から。食べ放題ではないもののコスパ的にはかなり優秀なので、「税抜1980円はちょっと高いな〜」って人は以前の記事を参考にしてくれ。

参考リンク:牛角「早割食べ放題」 「リリース(PDF)」
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼これは「早割食べ放題」の『牛バラカルビ』。牛肉自体は食べ放題の中にあるのだが、ご覧の通り分厚い系ではない。

▼個人的には、特に牛ホルモンが美味い気がした。

▼そのほか、豚肉や鶏肉、サラダにご飯……と、価格の割に種類が多いことが「早割食べ放題」のポイント。

▼デザートは何種類かから選べて、今回はシューアイスにした。

▼それにしても、メニューの右上にある飲み放題の誘惑……

▼抗し難く……

▼「飲み放題付き焼肉定食」と同じく、こうなりがち。

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