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【ついに】アメリカでPS5の予約に向けた専用のページが公開! ただし……

2020年8月27日

うぉぉぉおおおお! ついにPS5に関して動きが! 米国法人のSony Interactive Entertainment Americaがプレオーダー、つまりはPS5の予約に関する専用のウェブページを公開したもよう。

販売されたら買うことは確定しているし、先行するアメリカでの様子は気になるもの。値段も見られたりするかも? ということで確認してみると……はい、予約はまだできませんでした。値段も出ていませんでした。できるのは、予約する権利をゲットするための抽選への参加。そして漂う色々と不穏な空気。

・予約する権利

もう一度言いますね? 予約する権利をゲットするための抽選。なんだか頭が痛くなりそうな感じですが、公開されたページからPSN IDを入力すると、予約する権利のための抽選に参加できるのです。

そして参加した人のIDに紐づけられた利用履歴から、ソニー側で予約する権利を誰に与えるか選ぶもよう。運よく選ばれると、詳細が書かれたメールが来るようです。選ばれなかったら何も来ません。

抽選への参加はどこからでもできますが、発送先の住所がアメリカ国外の場合は注文がキャンセルされてしまうので注意が必要。日本から参加するのは難易度が高そう。まあ、荷物の転送サービスとかもありますけどね。

そして重要なのは、メールが来た時点で得られるのは「予約する権利」にすぎない点。実際に予約できるかどうかは早いもの勝ちみたいです。ゆえに、”we encourage you to follow instructions and act fast”(案内に従って迅速に行動することを推奨します)との一文が。

・競争率高そう

このようなスタイルになっている理由は、予約に向けて用意できるPS5の数が限られているからである旨がページ内に書かれています。具体的に何台くらい用意できるのかは不明ですが、狭き門な感じはよく伝わってきます。

歴代で販売直後の競争率が一番高かったのはPS2だったと思いますが(あくまで筆者の体感です)、売り切れていても翌週には電気屋の店頭に並んでいたような記憶が。そしてPS3やPS4は余裕で買えました。

Bloombergによると、2013年11月にPS4が販売された時は、翌年の3月末までの出荷台数が750万台だったそう。そして今年の7月15日には、ソニーがPS5の生産計画を900万台前後にするという内容が日経新聞によって報じられていました。だからPS5も余裕で買えそうな気がしていたのですが、少し不安になってきました。

ちなみに今回権利を得られた人が予約できるものは以下の通りで、それぞれ予約可能数にも上限が決められています。

PS5かPS5デジタルエディション:どちらか1台まで

DualSenseワイヤレスコントローラー:2つまで

DualSense充電スタンド:2つまで

PULSE 3D ワイヤレスヘッドセット:2つまで

メディアリモコン:2つまで

HDカメラ:2つまで

購入上限を決めるのは転売ヤー対策的にもいいと思います。でも予約できる人数を絞られると、最近のNintendo Switchのように、ずっと買えないみたいな地獄を想像してしまうんですよね。それとも……あえてIDからこれまでのアクティビティを見て選ぶのは、PS5の価格に対する反応を見るためだったりとか? それはそれで物凄く高そうで怖い。

参照元:Sony Interactive Entertainment America(英語)、Bloomberg日経新聞
執筆:江川資具

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