突然だが、あなたは子供の頃憧れたものはあるだろうか? 私(中澤)はバッファローマンだ。脅威の超人強度1000万パワー。男子たるもの、1度はバッファローマンに憧れるものではないかと思う。
そんなバッファローマン好きに朗報だ。この度、創業50年の精密部品メーカー・キャステムが「バッファローマンのアレ」を限りなく原作に近い材質で製作したことを発表したのである。マジかよ!? 肩から腕生えるくらい欲しい。
・日本を支える部品メーカー
キャステムは、電車・工作機械・医療機器などあらゆる産業の精密部品の製造販売を主軸とする部品メーカー。会社のサイトによると、創業は昭和45年(1970年)。つまり、2020年で創業50年、日本を支えてきた部品メーカーと言える。
50年間積み上げてきた実績と信頼。キャステムの沿革にはこう書かれている。「他社にまねの出来ないハイレベルなインベスティメント精密鋳造技術」と。
また、最高責任者の戸田拓夫氏はこう語る。「大きな事業転機を実感しながらも、“クライアントの最良のパートナーでありたい” という思いは常に変わりません」と──。
グローバル企業となっても情熱は変わらないということか。そんな歴史、独自のノウハウ、情熱の全てを費やして製作されたのが……
バッフォローマンのサポーターだ。
ロストワックス製法により、限りなく原作に近い材質で再現されているこのサポーター。素材はステンレス鋼で片腕3kgの重量を誇る。
・発売へ
さらに発売されるというから驚きだ。2020年8月28日から9月13日に「墓場の画廊ONLINE STORE」にて、限定29個でお目見えの予定。1個(片腕)税抜き5万円である。
ただし、キャステムいわく「重くて遊べない為、観賞用のオブジェとしてご使用ください」とのこと。バッファローマンのパワーを改めて思い知る気分だ。
・情熱
ことの始まりは今年6月。Twitterで原作者である嶋田隆司先生が、長らく材質が不明だったバッファローマンのサポーターを「鉄」と明言した。そのツイートを見て即座に立ち上がり製作されたとのこと。聞けば聞くほどに情熱を感じずにはいられない。
なお、装備して遊びたい人向けに合成皮革のサポーターも100個販売される(1個税抜き1万円)。こちらは生々しい血飛沫が印刷された「血飛沫Ver.」。
バッファローマン好きの気持ちにどこまでも寄り添ったキャステムのバッファロー・サポーター。かつてバッファローマンに憧れた男子は、こいつで十数年ぶりのハリケーン・ミキサーをキメよう。
参照元:PRTIMES、墓場の画廊ONLINESTORE、キャステム
執筆:中澤星児