エヴァンゲリオンが社会現象と呼ばれた1996年、私(中澤)は14歳だった。つまり、テレビシリーズ直撃世代。そんな私が小学校低学年の頃、もう1つの社会現象があった。ビックリマンである

なんと、そんなエヴァンゲリオンとビックリマンがコラボした商品『エヴァックリマンチョコ』が6月23日に発売された。すでにコンビニなどで見かけた人もいるかもしれないが、このコラボは私にとっても激アツ! さっそく中身を見てみよう!!

・東と西で内容が違う

と達急動で買いに行きそうになったが、ロッテのニュースリリースを見てみたところ、6月24日現在、『エヴァックリマンチョコ』は東日本と西日本で違うものが売られているようだ

リリースによると、『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:序&:破>』が東日本で先行発売されており、西日本では『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:Q>』が先行発売になっている。それぞれ全24種類で計48種類のシールが入っているのだとか。

・『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:Q>』

そこで、ロッテにそれぞれのチョコを1ケースずつ送ってもらった。まずは、西日本の『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:Q>』を開けてみたところ……

艦長スタイルの葛城ミサトが登場。ビックリマン等身のキャラクターはコミカルだが、それでも空中戦艦「AAAヴンダー」で戦艦バトルしてる時のシリアスで男らしい声が耳の奥に蘇る。

また、裏側にはビックリマンのようにプロフィールが書かれているのだが、思わず読んでしまうのがプロフィール下に小さく書かれた「新劇場版:Qのウワサ」という項目。例えば、冬月コウゾウだと「趣味は将棋で、シンジとも一局指すとか?!」と書かれている。

これは本作を見れば分かることであり、情報のゆるさが非常にビックリマンシールっぽい。で、次に真希波・マリ・イラストリアスが出てきたので、なんとなくウワサを見てみるとこう書かれていた。


眼鏡のフレームが14年前と違っているとか?!」

……ホンマや! 言われてみたら『破』と『Q』でマリの眼鏡のフレームが変わってる!! どうでもいいけど全然気づいてなかった!! どうでもいいけど! 繰り返すが、この情報の温度感が非常にビックリマンである。

・『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:序&:破>』

続いて、東日本先行発売の『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:序&:破>』を開けてみると……おお


サキエルキターーーーー!


ミサトさんも赤ジャンパーだし!!


ペンペンもおるし!!!

これこれ! エヴァンゲリオンと言えばコレというシールが多いように感じた。もし、エヴァがアドベンチャー系のスマホゲームになったらアスカの指差しポーズはウルトラレアだよな

というわけで、テレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」世代である私からしたら断然『エヴァックリマンチョコ<新劇場版:序&:破>』の方が刺さってきた。やっぱりいまだに自分の中ではテレビシリーズのインパクトが強いのかもしれない

もちろん、Qのエヴァックリマンに惹かれた人もいるだろう。しかし、今後、東日本で西日本のエヴァックリマンチョコが発売されることやその逆はあるのか? 疑問に思ったためロッテに聞いてみたところ、以下の回答が返ってきた。

ロッテ東日本と西日本を逆転させることは計画しておりますが、時期については、申し訳ありませんが、コメントを控えさせていただきます。今後、ホームページにて告知させていただきます」

──とのこと。どうやら、現状では同時に販売される予定はないようなので、コンプリートを目指す人は今のうちに買っておこう。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼念のため、ミサトさんの横に加持さんを並べてみた

▼念のため、カヲルくんの横にシンジくんも並べてみた