ロケットニュース24

【落ち着け】やはり『ごろビー』こそ真のカレーであることを証明しよう / 勝手に「松屋カレー戦争の開戦」を宣言した記者への反論

2020年6月2日

オイオイオイ、待て待て。何をそんなに興奮しているんだ、あひるねこ君よ。

松屋の『ごろごろ創業ビーフカレー』のあまりの美味しさに感動した記者は、つい先日その旨をしたためたのだが……

それに対し、ごろチキ派の彼が激昂し反論記事を公開。その上、勝手に松屋カレー戦争の開戦を宣言しおったのだ。そんな彼にひとこと言いたい、まずは君が落ち着けと。

・ごろチキに寄生された男

詳しくは過去の記事をご覧いただきたいが、ざっとこれまでの経緯を説明しておこう。このたび松屋は『ごろごろ創業ビーフカレー』という商品を発売。それを食べた、あひるねこ氏が「ごろチキがいない世界線ならエースを張れた」という記事をアップした。

あまりにごろチキに傾倒した内容だったため、違う意見もあることを示すものを記者が書いたら……なにを思ったか反論するだけでなく、これは神への冒涜であるとまで返してきたではないか。

記事内で彼は、ごろビーに対して最大の敬意を払っているうんたらかんたら……などと述べてはいるものの、一定して “ごろチキ神説” を貫き通す始末。『ごろチキ』こそが唯一絶対の神だの、天から見下ろす全能の神だの……どうしたん? ごろチキに寄生でもされたん? 

・中毒性ならば、ごろビーだって負けない

ごろチキに体を乗っ取られたようにしか見えない、あひるねこ氏の数々の言動。こちらが心配になるレベルである。そんな彼曰く、ごろチキの最大の魅力はその中毒性であるとのこと。もういっそ「そこらへんのガラムマサラでも舐めておけ!」と伝えたいが、その中毒性については記者も認める。

以前の記事内でもそのことに触れているが、あのスパイシーさを含めた味わいがクセになることは事実だ。だがしかし、聞いてほしい。中毒性ならば “ごろビー” だって負けていないのだ。ごろビーの魅力のひとつと言えば、脂。たっぷりとのっていながら、しつこくない牛の脂である。

その脂が染み出したルーと具材が絡みつき渾然一体となったあの味も、間違いなく中毒性がある。空腹になった時のことを思い出してほしい。何を口に入れると、嬉しい気持ちになる? 間違いなく脂でしょ! その脂の特徴を上手く利用した、ごろビーこそ真の中毒性保有カレーである(特に空腹時)のだ!! 

・ごろチキに侵食される男たち続出

いやはやしかし、あひるねこ氏の意見だけを、全ごろチキ派のものとしては失礼だ。そう思った記者は、自他ともに認める “ごろチキ狂の友人I” に感想を求めることにした。

聞くところによると、I氏は前回のごろチキ販売期間中だけでも、十数回食べたという。頼んでもいないのに得意気に記録写真を送り付けてきた挙句、ごろチキとごろビーの違いについて、こう言い放った。

ごろビーは大艦巨砲主義。ごろチキは物量作戦で戦う近代戦。つまり、ごろチキを苦しめるのはゲリラ戦しかなく、正面から挑んではいけないということだよ。


いやごめん、何言ってんのかわかんないわ。I氏によれば、ごろチキはルーが多いところが魅力とのことなので、そのへんのことを表現してみたのかもしれない。でもごめん、何度読み返してもマジで何を言ってるかよくわからんぜよ。確かなことはまたひとり、ごろチキに寄生された者がいた、ということだけだ。

・まさかの救世主現る

ここにきて記者は、まわりが次々とごろチキ派に侵食されていく恐怖を、少しばかり感じていた。ほんのちょっとだけな。しかし、パラサイト(寄生生物)に侵食された者たちの言葉などアテにならない。そう、記者はただ、真のカレーはごろビーであることを訴えていくだけだ。

そんなことを考えていた時、意外な救世主が現れることとなる。まるで壊れたオモチャのように「ごろチキって無性に食べたくなるよね」と繰り返していた、あのYoshio氏である。てっきり彼も、ごろチキ派だろうと思っていたのだが、驚くべきコメントを入手したので以下をご覧いただきたい。

(ごろチキか、ごろビーかと問われれば)ビーフカレーかな(笑)値段が高いのがネックではあるけれど、牛肉がトロットロな感じで激ウマ。できたら別途の料金でいいので、肉プラスなんてオプションあったら嬉しい感じ! 


まさかの “ごろビー派宣言” である。思わず「それでいいのか、Yoshio氏よ……!」と心の中で叫んだことは、ここだけの秘密。しかし、あれだけごろチキ愛を叫んでいた者でさえ、一瞬で鞍替えさせてしまう魅力がごろビーにはあることを、おわかりいただけたに違いない。

・やはりごろビー

長々と書き連ねてきたが、いかがだろう。あひるねこ氏が主張するごろチキ最大の魅力 “中毒性” をも打ち負かす、さらなる中毒性がごろビーにはあると言えるのではないだろうか。ホテルの厨房からやってきたとさえ思われるトータルバランスの優れた味、そしてクセになる脂。

長年ごろチキを愛好しているものさえも、ごろビー派に転じさせるパワー。つまり、どこをとってもごろビーに死角なし! まあここまで事細かに説明すれば、反論のしようがないだろう。あひるねこ君よ、なにか言いたいことがあれば一応聞くけど、どうかな? ぐうの音も出ないと思うけどな! 

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼発端となった記事

▼対する記者の意見

▼あひるねこ氏による反論

▼アツくなるあひるねこ氏

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