ポケモンことポケットモンスターがこの世に登場したのは、今から約24年前の1996年のこと。ゲームボーイ用ソフトとして発売された「ポケットモンスター赤・緑」は、当時社会現象になるほどの人気を博した。
その後のポケモン人気は今さら説明するまでもないが、スゴイのは24年という月日がスパイスとなり「自分だけのポケモン」がそれぞれにあるということ。今回はそんな「自分だけのポケモン」の記憶を強制的に呼び覚ます動画ジェネレーター『Pokemon GREAT STORY』をご紹介しよう。
・動画ジェネレーター
ポケットモンスターシリーズ完全新作「ポケットモンスター ソード」「ポケットモンスター シールド」の発売を記念して、株式会社ポケモンが公開したのが動画ジェネレーター『Pokemon GREAT STORY』である。
『Pokemon GREAT STORY』はアプリではなくブラウザサービスとなっており、ダウンロードの必要はない。ブラウザ上から4つの質問に答えるだけで、思わず「うわっ……懐かしい」と漏らしてしまうような「自分だけのポケモンムービー」が完成してしまうのだ。
残念ながら記者はポケモンGOでポケモンを始めたため「自分だけのポケモン」の記憶がない。そこで幼き頃にポケモンにドハマりしていた記者3人に『Pokemon GREAT STORY』で動画を作ってもらうことにした。
・篠宮(赤・緑世代)
「懐かしい!! 小学生時代にポケモン赤緑をプレイしていたぶりなのであまり覚えていないだろうと思ってましたが、このムービーに出てくるいくつかのシーンは鮮明に覚えていました。いや……ゲームボーイの画面でプレイしていた頃を思い出しましたよ。久しぶりにゲームボーイやりたくなりました。いや、エモい」
・百村モモ(赤・緑世代)
「20年ぶりに私の知っているポケモンと再会できた感じがしましたね。同級会っぽいというか。昔から今に至るまで、ポケモンなんて町中にあるし、アニメもやっているし、アプリもでているし、懐かしいと思うわけないなぁと思っていたけど、自分が操作している画面が出てくると、そうじゃないって思いました。
ゲームの音とか、キャラの動きとか見ていたら、一緒に遊んでいた友達とか、ゲームしていた部屋の様子とかも思い出しましたよね。短い動画だけど、ポケモンをやっていた当時の風景も見えてきて、これが “エモ” かと思いました」
・原田たかし(赤・緑世代)
「これはエモいですねぇ……。初代の古い映像が今となっては逆にイイし、当時のBGMや鳴き声が大切にされ続けていることを改めて感じて泣けます。そして子どもの頃の記憶って意外と覚えているもんですね。短い動画でしたが、いろいろ思い出しました。
フーディンやギャラドスを使っていたとか、ミュウをバグで手に入れたり……。今思えばインターネットも普及していない時代なのに、よくその方法が田舎まで回ってきたなぁと。それほどポケモンが人気だったということでしょうが。いやぁ、それにしてもエモい!」
……と、3人ともがあまりのエモさにグッと来ていた。先述のように、ポケモンGOからポケモンを始めた記者にはわからないが、でもわかる気がする。鬼のようにやり込んだスーパーファイヤープロレスリングを久々にやったとき、泣きそうになったもんなぁ……。
とにもかくにも、過去のポケモンに思い入れがある人は、ぜひ『Pokemon GREAT STORY』をお試しいただきたい。きっと「あなただけのポケモン」の記憶がよみがえり、エモエモな気分に支配されるハズだ。
参考リンク:Pokemon GREAT STORY
Report:P.K.サンジュン
Photo:(C)2019 Pokémon. (C)1995-2019 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. / RocketNews24.