キタキタキターーーー! 本日2019年10月23日、あの「攻殻機動隊」シリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』のティザー映像がついに公開されたのだ!! この時を待ってたぜェェェェェエエエエエ!

シリーズ初のフル3DCGアニメーションとなる本作。公開された映像は38秒と短いが、そこでは主人公の少佐こと草薙素子のセリフを聞くことができるぞ。と言ってもマジで一言なので、聞き逃さないよう目と耳にすべての意識を集中してくれ!

・最新映像が公開

動画を再生すると、まず飛び込んでくるのはCGで描かれる荒廃した街の風景だ。人の気配はない。そこへ、画面の奥の方から走って来る1台の車。荷台には見覚えのある青色の多脚戦車が積まれている。そう、我らがタチコマである。

・少佐の声はあの人

そして急停車した車の中から出てきたのは……しょ、少佐! 少佐じゃないですか!! なんかしばらく見ない間に幼くなりましたね!! 再会を喜んでいると、少佐は一言こう呟く。


「ノイズがないって素晴らしいわ」


この声は……! 田中敦子さん!! 元祖・少佐役の田中敦子さんキターーーー! 前作にあたる『攻殻機動隊ARISE』シリーズは、メインキャラの声優が一新されたことでも話題になったが、なんとこのティーザーでは田中敦子さんが復帰しているのである。うんうん、やっぱこの声だよなぁ。

大まかなストーリーはもちろん、実はまだ正式なキャストも発表されていない状態なのだが、声だけでファンの期待値をMAXにまで引き上げてしまうのは流石の一言。しかし……! 個人的には少々気になる点もある。それは、CGのクオリティーである。

・コレジャナイ?

先述の通り、本作はフル3DCGアニメーションで制作されている。当然、背景からキャラクターまですべてがCGで描かれるわけだが、肝心のティーザーが……なんというかこう……PS2のムービーみたいな映像なのだ。

いや、もちろんこれだけで判断するのは早計であるとは思う。しかし! しかしである!! 『攻殻機動隊』というメガコンテンツの最新版なのだから、圧倒的かつクールな映像で度肝を抜かれたかったというのが正直なところだ。日本だけでなく、世界のファンが待ってるんやで。

本作について、同じく本日公開された公式サイトには以下のように書かれている。


「アクターの演技をキャラクターに反映させるモーションキャプチャー技術を導入した演出と、3DCGによるフォトリアルなビジュアルにより、未だかつてないサイバーパンクアクションと、草薙素子たちの全く新しい物語が描かれる」


・攻殻を信じろ

『攻殻機動隊 SAC_2045』は2020年春にNetflixで配信予定だ。ダブル監督を務める『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの神山健治監督と『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志監督ならば、きっとスゲー作品を作ってくれるはず。続報を待ちたい。

参照元:攻殻機動隊 SAC_2045YouTube
執筆:あひるねこ

▼『攻殻機動隊 SAC_2045』のティーザー映像はこちら。