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富士そばがQRコード決済を導入! PayPayで立ち食いそばを食べてみた!! 立ち食いそば放浪記:第179回

2019年10月7日

スマホで「ピッ!」とするだけでお支払い完了。わざわざ財布を出す必要がないスマホ決済は、未来を感じるお手軽さである。2019年はコンビニをはじめ、松屋吉野家など、使える場所が広がってグッと日常的になった。

そんな中、ついに立ち食いそばチェーンの王者・富士そばがQRコード決済に踏み切ったのでお伝えしたい! PayPayで「ピッ!」とするだけで天玉そば一丁!!

・秋葉原電気街店

もはや珍しくもないQRコード決済。しかし、富士そばではPASMOで決済することはできたが、PayPayはおろかクレジットカードさえ使えなかった。一体どういう感じになっているのか? そこで、さっそくQRコード決済が導入された秋葉原電気街店へ行ってみた

2019年10月1日のリニューアルオープンしたこの店。入り口を挟んで通常の券売機とは別にQRコード決済の券売機が設置されていた。

・注文してみた

通常の券売機がボタン式なのに対し、QRコード決済券売機はタッチパネル式である。画面にタッチすると、メニュー一覧が表示された。


メニューを選択すると、支払方法選択を押そう。

支払い方法は電子マネーとQRコードの2つが表示されるが、電子マネーのところには「お取り扱いできません」の表示。QRコード決済を選択すると……

決済サービスは、「PayPay」「LINE Pay」「Alipay(アリペイ)」「WeChatPay」の4つから選択が可能なようだ。今回は「PayPay」で買ってみよう。

QRコードの読み取り機は画面の下についている。決済サービスを選択した後、PayPayのQRコードを読み取ると支払いが完了した。

ここで注意してほしいのは食券をちゃんと取ること。食券が小さいため、支払いを終えた勢いで取り忘れる可能性がある。左下の口から食券が出てくるので要チェック!

だが、逆に注意点はそれくらいしかないとも言える。スマホで「ピッ!」で天玉そば一丁! 立ち食いそば界にも未来がやってキター!!

・立ち食いそば界に大きな飛躍

昔ながらの変わらなさを美徳とする部分もある立ち食いそば。ファンの中には、この会計に違和感を覚える人もいるかもしれない。ただ、手軽さや気軽さも立ち食いそばの魅力。そういう意味では、電子決済サービスには相性の良さを感じた。

富士そばのQRコード決済導入は世間的に見れば小さな一歩かもしれないが、立ち食いそば界にとっては大きな飛躍となるかもしれない。

・今回紹介した店舗の情報

店名 名代 富士そば 秋葉原電気街店
住所 東京都千代田区神田平河町4-8-5
営業時間 24時間営業
定休日 無休

Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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