つい先日、山口県民から絶大な支持を得ている “山賊” に行ってきた。山賊といっても「山の中に本拠地を置く盗賊集団」のことではなく……山がまるごとテーマパーク状態の超人気レストラン『いろり山賊』のことである。

こちら山口県民はもちろん、広島県民にとっても「定番ドライブスポット」らしく、なんでも “運転免許を取得したら最初に行く場所” なんて言われているらしい。てことで、実際に行ってみたら……超ド派手な外観 & 激ウマワイルドな山賊メシに震え上がったでござる!

・いろり山賊 玖珂店

山陽自動車道「玖珂(くが)IC」から「山賊」の看板を頼りにすすむこと約10分。静かな山道を走っていると、突如として激しくカラフルなエリアが現れた。時代劇専門チャンネルのファン感謝祭でも開催されているのかなァ~なんて思ってしまうビジュアルだが……!

こちらが噂の桃源郷レストラン『いろり山賊 玖珂店』である! それにしても、予想を遥かに超えるレベルでお祭り騒ぎしているな。

いろり山賊

規模がデカ過ぎてどこからどこまでが店の敷地なのかよく分からないが、玖珂店にはメインの「いろり山賊」の他に、長屋風の「竈(かまど)」、お城風の「桃李庵(とうりあん)」の3店舗がある。各店交代で定休日を設定しているため、年間通じて閉店はほとんどないそうだ。


もちろんコンセプトは「山賊」で “かつてこの地にガチの山賊がいた” という言い伝えもあるという。ちなみに週末の行列は当たり前で、多い時には1日で約4000人が訪れるらしい。いやもう完全にアミューズメントパークだろ。そして入口脇には、謎の「恐竜コーナー」も……。

いや、山賊関係ねぇぇぇぇ!

・食券を購入して入店

気を取り直して、メインの「いろり山賊」へ。入口で食券を購入してから空席を確保するスタイルとのことで、さっそく名物メニュー「山賊焼(789円)」と「山賊むすび(519円)」を注文した。さあ、いよいよ山賊内部に潜入である。

ガラガラッと玄関を開けて、まず目に飛び込んできたのは、名物・山賊焼が豪快に焼かれている光景。おいおい、いきなり山賊アクセル全開だな。死ぬほど美味しそうじゃないか。いやこれはマジで一刻も早くかぶりつきたい。はやく席に着かねば……!

いろりを囲む屋内席も良いが、やはり外で山賊気分を味わいたい。ということで、通路奥の出口から裏庭へ。すると木々の合間を縫うように座敷席がズラーッと並んでいて……え? 川が流れていて仏像もあるな。ってか、もうなんかスゲエエエエエエーー



・大自然を満喫しながら食べる

さて、注文していた「山賊むすび」と「山賊焼」が出来上がったようだ。裏山の景色と一体感抜群のザ・豪快メニューである。静かに流れる川の音も……うむ、良い。山賊気分でいただきます。


まずは山賊むすび。持ち上げたら「これ、爆弾ですか?」と思ってしまうほどの重量でビビってしまうが、ぶ厚い海苔は磯の香りが豊かで、このまま塩むすびとして食べても美味しいに違いない。

そこに店で焼き上げて丁寧にほぐした鮭、昆布、梅が入っているんだから……そりゃまあ絶品なわけだ。てか、大自然に囲まれて食べるおにぎり、マジで神です

お次は、若鶏を炭火で香ばしく焼き上げた山賊焼。野武士さながらガブッと豪快にかぶりつくと……ああああああーウッメエエエエエエエエエ! おにぎりとのコンビネーションも最強ォォォオオオオオッ!!

炭火でパリッと焼かれた鶏肉は、厚みはあるのにふっくらとやわらかい食感。秘伝のタレが焦げている部分は香ばしく、甘辛さが鶏肉の旨味を引き出している……。さてはこいつ、相当ワイルドなビジュアルだが、仕上がりが抜群のタイミングで提供されているな。絶対にまた食べたくなるわこれ。

・山口、広島からはもちろん

──以上、衝撃の連続でした。とにかく地元民大絶賛の『いろり山賊』は、遠方からでも遊びに行く価値はあり! 山賊メシはもちろん、季節に合わせた装飾やイベントで常に盛り上がっているから1年中楽しめるぞ。免許を取ったら行きたくなる気持ち……うん、マジでわかる。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

名称 いろり山賊 玖珂店
住所 山口県岩国市玖珂町1380-1
時間 10:00~24:00
休日 12月30・31日(各店舗ごとに交代で店休日あり)

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼どの席も雰囲気抜群


▼ありがとうお父さんお母さん

▼お持ち帰りコーナーも


▼敷地が広いから散策するのが楽しい

▼滝もあったんですけど

▼ちなみに夜はもっと幻想的になるらしいぞ!