お酒を飲んだ後のシメに、皆さんは何を食べに行くだろうか。それぞれの街に「飲んだ後は絶対コレ!」という料理や店はあるものだ。

そしてシメ料理の代表格といえば、やはりラーメンだろう。今回は、大阪・ミナミで長年愛される『金龍ラーメン』をご紹介したい。お酒が入ると無性に食べたくなる、その魅力に迫る!

・ド派手な外観

関西屈指の繁華街である大阪・ミナミ(日本橋、難波、道頓堀あたりの総称)。キタ(梅田周辺)とは少し趣の異なる、エネルギッシュで雑然とした街並みが魅力のエリアだ。

もちろん居酒屋も星の数ほどあるが、筆者はこの界隈で飲んだ後には金龍ラーメンを食べることにしている。美味しいラーメン屋は数あれど、なぜかいつも金龍に足が向かってしまうのだ。金龍は堺筋と御堂筋に挟まれたエリアに計5店舗を展開しているラーメン屋で、真っ赤な看板と龍のモニュメントが目印だ。

目立ってなんぼの街である。ラーメン屋だってこれくらい自己主張していい。ド派手な外観は、ミナミを代表するラーメン屋に相応しいといえよう。

・味よし、値段よし、他に何が要るのか?

メニューはラーメンとチャーシューメンのみ。シンプルイズベスト。

そしてラーメン600円という値段設定が良い。最近では1杯1000円近くするラーメン屋も増えたが、残念ながら飲んだ後のシメにこだわり満載のラーメンは要らない。普通に美味けりゃそれで良いんだYO!

スープは豚骨。あっさりながらクリーミーさも残し、旨みと甘みをしっかり感じられる。麺はツルリと喉越しの良いストレートタイプ。具材はネギ、チャーシュー、刻みチャーシューで………と、そんなことはどうでもいい

酒を飲んだ後にそんな小難しいこと考えながらラーメンを食うやつがいるのか? 普通に美味けりゃそれで良いんだYO!

ちなみにラーメンを注文するとライス、キムチ、ニラ、ニンニクが無料で取り放題。つまり600円でラーメン+ライス+キムチという鉄板の組み合わせを食べられるのである。安くて美味しくてお腹もいっぱいになって、いったい他に何が要るってんだい? 観光客も多いこのエリアで、このリーズナブルな価格設定。最敬礼である。

最初はそのままいただき、途中でキムチとニラを投入して味変する食べ方がオススメだ。細かいことは気にせずドバッといこう。

・独特の小上がり席と、安心の24時間営業

座席は畳の小上がりというラーメン屋には珍しいスタイル。この小上がり席が飲んだ後のシメにちょうど良い空間なのだ。

飲み会も終わり、二次会も終わり、だけど仲の良いメンバーで「もうちょっとだけグダりたい」というときは、雑多な雰囲気の小上がり席でチュルチュルとラーメンでもすすりながらシメよう。しかも、これまたラーメン屋には珍しい24時間営業。朝まで飲んだってシメラーできるぞ!

・喫煙OK、店内には缶ビールの自販機も

なお、店内は喫煙可。このところ、喫煙者が飲食店で肩身の狭い思いをする機会も増えたが、金龍でシメれば店を出た後にわざわざ灰皿を探す必要もない。飲んだ後のシメに入ったラーメン屋でタバコが吸える。喫煙者にとって、これが今の時代にどれだけありがたいことか。

また、今回訪問した本店では、店内に缶ビールの自販機も設置されていた。飲み足りない人も安心だ。


創作ラーメン全盛の時代に、気取らないシンプルな美味しさを提供し続ける金龍ラーメン。今回久しぶりに訪れたが、以前よりも外国人観光客が増えたという印象を受けた。これからもずっと、観光客にも地元民にも愛される店であり続けてほしい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 金龍ラーメン本店(他に道頓堀店、御堂筋店、戎橋筋店、難波千日前店)
住所 大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-18
時間 24時間営業
休日 無休

Report:グレート室町
Photo:RocketNews24.

▼龍のオブジェは店舗によって微妙に姿が異なる

▼難波千日前店のみ龍のオブジェが無い。なんでじゃ~!

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