新年あけましておめでとうございます。みなさんはもう初詣は済ませたでしょうか? 普段はあまり神社やお寺に行かない人も、神様に向かって手を合わせるとキリリと身が引き締まる思いがしますよね。まだの方はぜひ近所の仏閣へ出かけてみてくださいね。

それはさておき、近年密かにブームとなっているのが「七福神めぐり」です。御朱印帳ブームも手伝ってか、多くの人が七福神巡りを楽しんでいるようです。今回はその中のひとつ、東京の『深川七福神めぐり』に出かけてきたので報告させてください。

・スタートは「森下」か「門前仲町」

東京には20を超える「七福神めぐり」があると言われています。記者はこれまで「谷中七福神めぐり」「浅草七福神めぐり」「下谷七福神めぐり」「柴又七福神めぐり」「隅田川七福神めぐり」に参加してきましたが、どこも情緒があり、思い出深いものとなりました。

今回出かけた『深川七福神めぐり』は、その名の通り東京都江東区の深川エリアを周る七福神めぐりです。どんな順番で回ってもOKですが、都営新宿線 森下駅近くの「深川神明宮」か、東京メトロ東西線 門前仲町駅近くの「富岡八幡宮」からスタートするといいでしょう。

記者のスタートは「深川神明宮」から。こちらには延命長寿の神様、寿老人様がまつられていました。御朱印帳をお持ちの方は御朱印を、持っていない方は色紙(500円)を購入してスタンプを押してもらいましょう。なお、御朱印の値段はお寺によって異なります。

寿老人様にあいさつを済ませたら、縁起物の代表格的な神様、布袋尊様のいる「深川稲荷神社」に向かいます。かなり小さな神社ですが、御開帳期間中は甘酒を販売しているので、こちらで一休みしてもいいかもしれません。

・ブルーボトルコーヒーも

やや歩いてお次に向かうのは、戦いの神様「毘沙門天様」のいる龍光院です。次の有福蓄財の神様「大黒天様」のいる円珠院に向かう途中には話題の「ブルーボトルコーヒー」もありますから、そちらに寄り道してもいいでしょう。記者が出かけたときは七福神めぐりの人が多かったのか、とても混んでいました。


人望福徳の神様「福禄寿様」がいる心行寺と、芸道富有の神様「弁財天様」のいる冬木弁天堂は、どちらが先でも時間的にも距離的にも大差はありません。この頃には2時間くらいは経過していることと思いますので、途中で適度な休憩を挟んでくださいね。


そして最後に向かうのは、商売繁盛の神様「恵比寿天様」のいる富岡八幡宮です。2017年に起きた凄惨な事件の影響を感じさせないほど、この日の富岡八幡宮には多くの参拝客が訪れていました。こちらで手を合わせれば『深川七福神めぐり』は終了です。

・初心者でも大丈夫

所要時間はゆっくり歩いて2時間半ほど。御朱印をもらう時間もそこまでかかりませんでしたので、初めて七福神めぐりをするという方にも良いのではないでしょうか。また、途中で「深川めし」で小腹を満たすなんていうのもいいかもしれません。

2019年のご開帳期間は1月15日の午前8時から午後5時までとなっていますので、興味のある方はぜひ出かけてみてはいかがでしょうか? 七福神めぐりをすると心が引き締まるだけではなく、本当に運が上がる気がしますよ。七福神めぐりは現代の “パワースポットツアー” なのでしょう。

参考リンク:深川七福神
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼1つ目で御朱印帳か色紙を購入しましょう。

▼江戸最古の七福神めぐりといわれる「谷中七福神めぐり」は中級者向け。

▼「男はつらいよ」がお好きな方は、ぜひ1度「柴又七福神めぐり」をオススメします。

▼ディープな雰囲気が楽しめるのは「下谷七福神めぐり」です。

▼「隅田川七福神めぐり」も情緒があってオススメです。