「うどん」とは説明するまでもなく、麺料理だ。香川県がその本場ではあるが、日本各地に定着しており、大手チェーンによりファストフード化している。日本の国民食といって良いだろう。

そのうどんを使った総合格闘技が開催されようとしているらしい。マジかよ、うどんを使って戦うのか? その名も「TEUCHI-うどん総合格闘技-」! 一体どんな戦いなんだ!?

・割と厳しいルール

世界で初めてとなる大会は、2018年12月6日に東京・渋谷の「東京カルチャーカルチャー」で開催される予定だ。これはいわゆる「格闘技」として試合が行われる訳ではなく、挑戦者がうどんを打つパフォーマンスを競う大会だ。

大会の公式ページのルールを見ると、挑戦者は15分以内にうどんの生地を延ばし切る。そして20分以内に茹でることになる。使用する生地は1.5キロ(プラスマイナス100グラム)で、小麦粉・水・塩以外を用いることはできないそうだ。盛り付けは1人前30グラムで、約50人前を提供するとのこと。味付けが生醤油とネギのみ。


・6名の挑戦者を募集

このルールにのっとって、技・表現力・味・スピードが審査基準となるそうだ。なお、挑戦者は6名までで、うどん店店主(経営者)でないことが参加条件となっている。

まったく未知の競技(?)なのだが、かなり見応えのあるイベントになりそうだ。そういえば、過去にテクノミュージックに合わせて踊りながらうどんを踏む「テクノうどん」というイベントが開催されていた。うどんはすでに「食」の新たな可能性を導き出す存在になっているのかも?


はたして初代のうどん総合格闘技の勝者は、誰になるのか? そしてどんな大会になるのか? 大いに気になるところである。

参照元:TEUCHI-うどん総合格闘技-
執筆:佐藤英典